城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
ガラ紡との再会・明治村編⑥
申し訳ないという気持ちと同時に、なんだか言葉で説明できない感情(使命感のような、過去がフラッシュバックされるような…)が急にわいてきました。

「ガラ紡についてもっと知りたいのですが、何か資料がありますか?」
ガイドさん「今日は、学芸員は休みだけども、別館にガラ紡を体験できる施設があるよ」

その場所は、機械館のすぐ近く『名古屋衛戍病院』にありました。
なんと『明治の大発明・ガラ紡』と銘打って、糸を紡いでコースターを織るという体験できるようになっています。それも水車を動力にしたガラ紡です。

120812体験①「大発明」をしたのは私ではありませんが、なんだか照れちゃいます。

120812体験②手づくりの水車ガラ紡がありました

 こんな形でガラ紡を伝えられているなんて、ますます衝撃をうけました。
そして、この日からガラ紡のあれこれをもっと調べてみようと思い立ちました。(明治村編・終了)
[2012/08/12 06:06] | ガラ紡との再会・明治村編 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡との再会・明治村編⑤

「すでに操業はやめています。ガラ紡は一部資料館などに渡されているときいていますが、工場の跡地は更地になっています」

ガイドさん
「そうですかぁ~。それはとっても残念だ。今はこのような機械がどんどん消えていってしまっていますからねぇ。それにガラ紡はとても優れた機械ですよぉ。今も見直されているんですよぉ」

120811プレート② このプレートは何?
 
 展示されている機械のそばには、青く輝くプレートが掲げられています。みると『近代化産業遺産』とあります。後で調べてみると、近代化産業遺産とは、経済産業省から「日本の産業の近代化に貢献した機械です」と認定されると、そう呼ばれるそうです。

120811プレート①ガラ紡は2007年11月30日に認定されていました。

「やぁ~、それはとても残念だ」。もう一度繰り返されたガイドさんの言葉。
近代化産業遺産にまで認定されるほどの「ガラ紡」の孫として、なんだかとても申し訳ない気持ちになりました。(続く)
[2012/08/11 07:25] | ガラ紡との再会・明治村編 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡との再会・明治村編④
 なぜガラ紡が見直されているのか。

 ガイドさんによれば、
  
①綿というのは、ねじりにながら引っ張るとつながって伸びていく(実演してもらいました)。
 これを何本もねじりあわせていくと糸になる(「よりをかける」というそうです)。
 ガラ紡は、糸の仕組みを子どもたちに伝えるために教育としてわかりやすい。

②手作りの風合いがでて、オリジナルの糸ができること。これがファッション界で注目を浴びている。

エコがいわれている時代に、電力エネルギーをあまりかけなくても一度に多くの糸ができる。

  「ガラ紡がこんなことになっているなんて…」とますます気持ちが高ぶりました。

120810上からみる ガラ紡を上からみると、糸が何本もできるのがわかります

 
 ガイド終了後、気持ちが抑えられず思いきってガイドさんに声をかけました。
 「私の祖父はガラ紡を営んでいました。このガラ紡の寄贈者『小野田英一』は私の曽祖父です」

 ガイドさんは、突然の言葉にもちろん驚かれました。そして、まっさきに聞かれた質問は
 「今、ガラ紡の機械はどうなっていますか?」(続く)
[2012/08/10 06:14] | ガラ紡との再会・明治村編 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡との再会・明治村編③
その日、ガイドをきくのは私の他に2家族10人ほど。
ボランティアガイドさんは、一つひとつの機械の仕組みと、ここの機械がいかに日本の近代を築いたかを、熱くガイドされていました。

そして、いよいよガラ紡のところへ。
120809ガイド

ガイドさんは、
 ・綿の性質を利用した優れた機械であること。
 ・臥雲辰致(がうんたっち)という方の発明による日本独自の機械であること。
 ・当初は水車を動力にしていたこと。
 などを語ったのち、驚きのひとことを話されました。
「このガラ紡は、今の時代になって見直されているんです」(続く)
[2012/08/09 06:23] | ガラ紡との再会・明治村編 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡との再会・明治村編②
中には大きな機械が並ぶなか、ガラ紡は一番奥にありました。ワクワクして駆け寄ってみると、なんと3台

ガラ紡・打綿機
左からガラ紡績機(手動式)  ガラ紡績機(水車式)  打綿機(三つ行燈)

120808展示
 案内版には寄贈者に『小野田英市』の名がありました。

 『市』ではなく『一』ではありますが、確かにおおじいちゃんの名前です。うれしくてはやる気持ちを抑えつつ、写真をずっと撮影していました。
 もっといえば、ガラ紡の見学者のみなさんに
「これは私の曽祖父の機械です!」と話しかけたくなるほど高揚していました。

 さて、機械館ではボランティアのガイドがあるとのこと。それも開始時間がまもなく。ガラ紡のガイドをききたくて、参加することにしました(続く)
[2012/08/08 06:36] | ガラ紡との再会・明治村編 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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