城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館編⑧ ザ・資本主義
 もともとガラ紡を目的に訪ねた産業技術記念館。

 いろいろ展示物をみているうちに、『ザ・資本主義』の記念館という印象をもちました。

 明治から戦後にかけて日本の紡績は基幹産業でした。高度経済成長の頃から、基幹産業は自動車へ移ります。紡績も自動車も、その中心にトヨタがありました。

130118紡績①  
紡績機が並ぶ繊維機械館


130118繊維から自動車  トヨタの変遷

130118自動車館 自動車館

 この記念館はトヨタグループのものだけあって、生産手段(機械や技術)の変遷とあわせて労働(かんばん方式)の変遷も説明されていました。

 愛知県は「ものづくり」の県として、製造業の出荷高はだんとつ全国1位が続いています。あらゆる立場で「トヨタ」「ものづくり」「資本主義」を感じるなら、この記念館はおすすめします。名古屋駅からも近いですから。
[2013/01/18 06:11] | ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館編⑦ ショップの一等地に
 資料館の楽しみのひとつは、ショップです。産業技術記念館にもあります。

  自動車関連のおもちゃが多く並んでいるなか、ショップ入口の一等地になんとガラ紡のふきんやタオルが置かれています。 

  豊橋にある朝光テープさんの『びわこ』です。


130117びわこ 


 私もガラ紡で紡がれたふきん・タオルを使っていますが、魅力は綿のやさしい風合いです。一般のお店ではまずみられません。
 
 『びわこ』の糸もかつては祖父が紡いでいました。今でも、このように販売されているとうれしくなります。(続く)
[2013/01/17 06:28] | ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館編⑥ どなたのガラ紡?
 産業技術記念館のガラ紡で、私が最も知りたかったこと。

それは
どこの工場で、どなたが営まれ、どんな経過で産業技術記念館に展示されているのか。

 これまでブログで紹介してきた、ガラ紡のある資料館を並べてみます。

①愛知県犬山市『明治村』 
・ここのガラ紡は曽祖父時代のもの。2007年に近代産業遺産として認定されています。

120810上からみる

②愛知県豊田市『発見館』
・祖父の工場にあった水車やガラ紡機が展示されています。

120818水車①

③長野県安曇野市『堀金歴史民俗資料館』
・ガラ紡発明者・臥雲辰致のふるさとの資料館。祖父らが直接運び入れました。
121005祖父のガラ紡


④愛知県豊橋市『愛知大学』
・機械の寄贈者は不明ですが、祖父の工場の写真が記録されています。

121107ガラ紡 


 資料館にある数々のガラ紡は、祖父や曽祖父が紡いできたり、関ったりしたものです。ガラ紡機をたどる営みは、私のルーツを探るようでワクワクするのです。
 
 ガイドさんにききました。

  • 私:「このガラ紡機は、どこの工場でどなたのものだったのでしょう?」
  • ガイドさん:「お調べします」。

 ドキドキしながら待ちました。調べていただいた結果、豊田市内にあったものまではわかりました。それ以上は記録されていませんでした。記録がないのは残念・・・ですが、今後も多くの見学者にガラ紡をみてもらいたいです。(続く)


[2013/01/16 05:57] | ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館編⑤ 水車
 ガラ紡の横に大きな水車が展示されています。とてもうれしくなります。というのも、ガラ紡機はもともと水車を動力にしていました。

130115水車

 ガラ紡は松平や岡崎の山合いで主に営まれていましたが、水車に適した川が多かったからです。祖父の工場にも水車があり、昭和40年代まで動いていました。
 
 里山の風景に水車はぴったりで、独特の景観でした。ガラ紡といえば里山が連想されるのも、水車があるからですね。(続く)
[2013/01/15 06:14] | ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館編④ 見学者の「おぉ~」
  産業技術記念館を訪ねたのは平日昼間。それでも、見学者が多くて、団体客も外国からもきていました。

  この記念館の特徴は、ガイドさんの説明が充実していること。ガラ紡機前でも、多くの見学者を前に熱く説明していました。


130114ガイド① 

 
ガイドさん「この機械はねぇ、日本で発明されたんですよ。ほら、糸をこの筒にいれてごらんなんさい。くっつくでしょう。まるで、手品のようですねぇ」。

  見学者にもガラ紡で糸を紡ぐ体験をさせてくれます。見学者からは「おぉ~」という驚きの声があがります。


130114ガイド② 


見学者から質問が次々でてきていました。

  • どうして糸ができるのか。
  • なぜ筒の動きが回転したり上下に動いたりするのか。
  • どれだけの長さの糸ができるのか…etc

130114ガイド③ 

 私が解説したくなる衝動を抑えつつ、なんだかとてもうれしくなりました。(続く)
[2013/01/14 07:49] | ガラ紡を訪ねて・産業技術記念館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
| ホーム | 次のページ>>
プロフィール

Author:おぎゅうびと
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR