城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【『君たちはどう生きるか』】
 学生時代に、体を震わせるような衝撃をうけた吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』。引っ越しを重ねても本棚には必ず残しています。

 この本が、今年マンガになって刊行されました。購入して夢中に一気に読みました。当時の心振るわす感情が再び読みあがりました。

171116君たちはどう生きるか


 学生時代、私はコペル君に自分を重ねていました。25年たち今度は、おじさんやお父さんの使命や感情に共感をしました。

「彼らの年代の子に、潤一に、もっと伝えられることがあったのに、それをやり残してることに気づいた」
「本を書く人間がみつからないなら、自分で書けばいいこだけのこと」
「逃げたんじゃないさ。ただ、ぐんぐん走りたくなったんだ」

 この本が完結されたのは1937年。日中戦争が始まったときだったことにあらためて驚きます。当時は、戦争がはじまり『お国のために生きる』ことを求められました。

 80年後に再び日本は『一億総活躍』で「戦争する国」へ突き進もうとしています。当時と今が、重なります。

 次、大人の私たちが、娘はじめ多くの「コペル君」たちに何を語るか、どう語るか、問われています。

[2017/11/16 06:12] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【『この世界の片隅に』】
 観たかった映画『この世界の片隅に』。豊田で上映会がありました。

170808この世界の片隅に


  8月6日という日に、核兵器禁止条約が採択された2017年に、そして地元の豊田で上映というめぐりあわせに、励まされます。豊田市平和を願う戦争展の実行委員のみなさんが、戦争展が30回になることを記念した特別企画です。

  ホールは開場してすぐいっぱいに。普段の暮らしと命が戦争でつぶされる非情に、途中から嗚咽がとまらなくなりました。前の席の方がちらりと振り向かれ、とっても恥ずかしくなりました。

  会場ロビーでは、実行委員会のみなさんが原爆パネルを展示し、ヒバクシャ国際署名を呼びかけていました。同じ願いをもつ市民が豊田にも多くいらっしゃることに励まされます。

  明日はナガサキの日です。

[2017/08/08 05:34] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【生きがいコープ『これからです』連載開始】
 生協に「生きがいコープ東海」というグループがあります。仕事起こし、文化、福祉ネットワークを目的のネットワークです。機関紙『これからです』が月1回発行されています。

170627機関紙


  こちらの機関紙の編集者から依頼があり、毎月『城址とガラ紡の里山暮らし』の連載を始めました。すでに4回目。最新号では、ワタ畑作業の楽しみ書きました。

170627連載


 ときどき読者の方から声をかけていただきます。

 毎月の連載で「よし、これで完璧だ」と思っても、読み返すと自分の文章の未熟さに恥ずかしくなります。それでも、里山暮らしの楽しさと大切さを知っていただければ、うれしいです。

[2017/06/27 05:51] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【『南紀の台所』】
 インフルエンザの回復に向けて、ゆったりと家で過ごしています。まだ体調は万全ではありません。

 こんなに天気がいいのに、家で過ごさなくてはいけないというジレンマが、私のため息を多くさせています。これも、試練ですね。

 現在、インフルエンザがはやっているようですから、全国の病にかかっているみなさん、ともに乗り切りましょう。

 インフルエンザで体を休めているときに寝室で読んでいたのは、マンガが元町夏央作『南紀の台所』(集英社)全4巻。

170404南紀の台所


  東京育ちの蘭が三重の南紀の港町で暮らす日々、それも「いなかゴハン」を描いたものです。

  これがとても面白い。料理本だけでなく、里山里海の豊かさを描いたものです。

 読みながら、ますます畑仕事をしたくなりました。早く治したいです。

[2017/04/04 09:01] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【『布のいのち 人の心 くらしを伝えて』】
 ただいま東京に出張中。

 たまたま古本コーナーでみつけた堀切辰一著『布のいのち 人の心 くらしを伝えて』(新日本新書 1990年初版)。帯のことばにひかれて50円で購入しました。

170323布のいのち

 継ぎがあてられ、使い古された野良着や普段着たち。全国各地を訪ね歩いて集めた着物などを通して、時代の底辺で生きた日と人の暮らしと、それを支えた「心」のかなしさ、けなげさを語る。

 布にまつわるエッセー集です。少しだけ目を通したが、ぐいぐいとひかれてしまっています。布にはこんな思いがこもっているのかと。私が、ガラ紡績や糸を語る気持ちと相通じています。おすすめです。

[2017/03/23 07:16] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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