城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
綿繰り機⑤ おそばもおいしく
 谷口さんが拠点にされている長野県朝日村。ガラ紡績を発明した臥雲辰致(がうんたっち)さんの故郷である安曇野市堀金までは、それほど遠くありません。
 
 道の駅「アルプスあずみの ほりがねの里」のすぐ近くにある堀金歴史民俗資料館には、地元の発明家として臥雲さんの特別展示室があり、そこにガラ紡機もあります。このガラ紡績は祖父のものです。

121005祖父のガラ紡(祖父のガラ紡機)


 谷口さんはガラ紡績についてはご存じではなかったのですが、今度足を運んでくださるとのこと。ガラ紡績発明の地の近くと、綿を通じた新たなつながりができてうれしいです。

 さて、せっかく信州まできました。もうひとつの目的は「おいしいそばをいただく」。谷口さんが『ふじもり』というお店をご紹介してくださいました。

 古民家づくりで、趣のある蕎麦屋さんで、昼前なのに多くのお客さんがいらっしゃいました。

131116ふじもり

 店内には、薪ストーブがありました。
 
131116薪ストーブ

 お蕎麦も繊細な味で私好み。とってもすてきなお店でした。

131116そば

 帰りは、みぞれまじり。全国から雪のたよりが届いてました。忙しい11月ですが、ひさしぶりにゆったりできた秋の一日でした。(終わり)

[2013/11/16 05:33] | ワタづくり2013 | トラックバック(0) | コメント(0) |
綿繰り機④ スピンドル
 綿というのは、撚り(より)ながら引っ張ると糸になるという性質をもっています。この性質を利用して、ガラ紡や糸車を使って、綿から糸が紡がれます。

 谷口さんは、「スピンドル」という道具で糸を紡いでいます。

スピンドルはコマのようなものです。スピンドルに糸を巻いて回転させます。糸を綿にくっつけ引っ張ります。すると糸が上手に紡げます。

131115スピンドル

 インドの遺跡からはこのコマのような道具がみつかっており、古代から行われている糸紡ぎの方法です。

 私も挑戦しました。

 が、なかなか思うように紡げません。撚りすぎてしまい、リズムよくできません。

 「一日30分ほど練習を続ければできますよ。大事なのは、たった30分でも紡ぐ時間をとれる暮らしをするということですけどね」と谷口さん。含蓄のある言葉です。

 綿打ちされた綿をいただきましたので、30分とまでいかなくても5分は毎日練習しようと心がけています(汗)。

 習得には時間がかかりそうです。(続く)

[2013/11/15 06:38] | ワタづくり2013 | トラックバック(0) | コメント(0) |
綿繰り機③ 糸車と機織り機
 工房には、谷口さんの作品がたくさんありました。

 もちろん綿繰り機も用意していただきました。素材はコナラを中心に、部分にカシやカエデを使っているそうです。

 さっそく、取扱方法を解説していただきました。娘がさっそく「やりたい」と、ハンドルをくるくる回して綿繰りをしました。種と綿毛がきれいにわかれました。

131114綿繰


 工房を見渡すと、糸車や機織り機もありました。これらも谷口さんのお手製です。

131114糸車② 

131114機織り機 ②


 「私の夢は、自分の手で綿を糸に紡いで、織って、シャツをつくること。そのために道具も自分で作りました」と話される谷口さん。数年前から始めたそうです。シャツだけでなく、そのための道具もつくってしまうというのに驚きました。

 ですが、Tシャツをつくるまでにはまだ時間がかかるようです(続く)

[2013/11/14 06:30] | ワタづくり2013 | トラックバック(0) | コメント(0) |
綿繰り機② 泉家具工房さん
 その情報とは…。

 綿と糸の魅力に引き込まれた家具職人さんが、長野県朝日村にお住いとのこと。

 谷口泉さん(泉家具工房)とおっしゃいます。

 箱モノや椅子などを中心に、綿繰り機も制作なさっています。

 さっそく谷口さんに連絡をとり、11月に訪問いたしました。

 朝日村は、長野県の塩尻インターをおり20分ほど。曇りがちでしたが、晩秋のすばらしい景色をみながらドライブしました。
 
 工房は、紅葉の広がる山々がみえる場所にありました。

131113泉家具工房

 谷口さんは穏やかで、優しくあたたかく私たちを迎えてくださいました。

 さっそく、工房へ。(続く)

[2013/11/13 05:59] | ワタづくり2013 | トラックバック(0) | コメント(0) |
綿繰り機① 収穫
 今日から七十二候で「地始凍(ちはじめてこおる)」。文字通り、寒い朝です。全国から雪の便りが届いていますね。

 さて、今シーズンに収穫した綿をまとめてみました。

131112収穫


 決して量は多くありませんし、出来の良しあしもよくわかりません。ただ、今後にむけてまた一歩を進められたのは間違いありません。

 さて、収穫した綿の、次の作業です。綿毛のなかに種が数個あります。しかも、綿毛と種はとても強力に結びついています。綿として使えるようにするためには、この種を取らなくてはいけません。

131112綿と種


 綿毛から種をとりのぞく作業を「綿繰り」といいます。手でできないことはありませんが、なかなかきれいにできません。

 そこで、江戸時代から「綿繰り機」という道具を使って、綿毛と種を分けていました。昨年は、発見館の綿繰り機で作業をしました。

121029綿繰り 
(昨年の綿繰りの様子)

 どうせなら、今後にむけて綿繰り機を購入しようと決めました。

 しかし、どこで購入できるのか想像がつきませんでした。根気よく調べていくと、ある情報を知ることになりました(続く)。

[2013/11/12 06:22] | ワタづくり2013 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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