城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【『とよた』】
 今日は七十二候で「桜始開」(さくらはじめてひらく)。桜の開花宣言がそろそろですね。

 さて、娘が小学校3年生を終えました。もう小学校生活も折り返しです。娘が学校から教科書をもちかえってきました。

 そのなかから一冊、娘からもらいました。それは豊田市教育委員会発行の『とよた』です。

170325教科書


 小学校の社会科の授業で使っていました。その一つにくらしの道具の変遷を勉強します。そして、近代の産業とくらし発見館の紹介があり、ガラ紡と水車が掲載されています。

170325とよた


 このガラ紡と水車について熱く語ることができるのは、豊田市内では広しと言えでも私ぐらい。これは私の使命でもあると思っています。

 少なくとも松平地区にある学校でガラ紡の授業をしたいと思っています。そのときに使う教材として娘の教科書を使いたいものです。

[2017/03/25 07:08] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【糸紡ぎとガラ紡講座④ 感想はとてもありがたい】
 今日から七十二候で「桃始笑」(ももはじめてわらう)。桃の花が咲く頃となりました。松平大給の里は梅が満開で、歩いて楽しい季節です。

 松平交流館で行われた糸紡ぎとガラ紡講座について綴っています。
参加いただいたスタッフのHさん、Sさんから感想が届きました。紹介します。


  • これから事業所を立ち上げるにあたり、地域の資源を活かした活動をやっていきたいと考え、今回このような体験会を開催しました。参加者からは「綿の国内自給率が0%には驚いた」「紡ぐのに集中力がいる」「時間を忘れるくらい楽しい」「歴史あるものが無くなっていくのは悲しい」等たくさんの意見をいただきました。

  • ただ地域資源を活動に取り入れるだけではなく、背景にある歴史や想いを紡ぎ、後世へ繋ぐことができればなと思いました。

  • ガラ紡工場は、戦後、豊田市松平地域に400軒以上あったそうですが、現在では一軒もなく全国的にも数軒になってしまったそうです。現在の日本の綿自給率は0%、食の地産地消はよく耳にしますが、衣服は外国産ばかり。

  • 印象的だったお言葉は、 「ガラ紡で作った糸は細いところもあれば太いところもあり、でこぼこ。それが優しい風合いで個性的。」というところ。なんだか、生きづらさを抱える精神の方に通じるところがあるように感じました。


  • 組紐作りでは、一本では切れやすいガラ紡で作った糸に苦戦する方も。扱いづらいかもしれないけど一本として同じもののないガラ紡での糸と、切れにくく扱いやすい市販の毛糸が一緒になった組紐は雰囲気が素敵だなぁと感じました。

  • 社会も、お互いの個性を活かし、弱さを助け合い、個性豊かな、ごちゃ混ぜになったら素敵なのに、と思いながら組紐作りを見ていました。

 私の講座から、このように社会のあり様を深めていただきうれしいです。体験の感想から、私の活動に次のヒントも生まれました。ありがたいことです。
 
 糸紡ぎや組紐づくりは無心になる作業です。静かなときが流れます。無心になりつつも、思いが深まったり、認識が広がったりしている時間でもあります。かけがえのないときです。このときの思いを交流することで、さらに「パッ」と世界観が広がります。

170310糸紡ぎ

 これからもガラ紡と糸紡ぎの講座を、いろいろな場所で行い「縁」を広げたいです。

 あらためて、HさんとSさんにこのような機会をつくっていただき感謝いたします。

[2017/03/10 05:52] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【糸紡ぎとガラ紡講座③ 組紐づくり】
 松平交流館で行われた糸紡ぎとガラ紡講座について綴っています。

 残りの1時間ですることで、ひらめいたのは組紐づくりでした。先月紙コップを使った組紐づくりを覚えたばかり。映画『君の名は。』で取り上げられたことにあやかって、みなさんでつくりました。

170309紙コップ


 これがなかなか楽しい。無心になりつつもとてもこころあたたまる時間でした。

170309組紐



 最後はまとめの時間。

  • 糸へんの漢字をみてみると、結い・繋がり・継続・繰り返しなど、人間として大事な営みの言葉が多い。それだけ、糸には深みがある。
  • 中島みゆきさんの『糸』の唄が、その思いを表現している。
  • 今回の縁を大事にしていきたい


 以上のまとめを口幅ったいですがお話ししました。

 そして、スタッフの方から送っていただいた感想で、またいろんな発見をしました(続く)。

[2017/03/09 06:22] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【糸紡ぎとガラ紡講座② 予定していたより…】
 松平交流館で行われた糸紡ぎとガラ紡講座について綴っています。

 集合予定時刻午前9時に到着すると、すでにスタッフのおひとりが参加されていました。一緒に会場設営をしました。

 設営中はガラ紡のDVDを上映し、ガラ紡の「ガラガラガラ」という音を聞いていただきました。開始時刻が近づくと、参加者が次々と会場にお越しになりました。

 今回の講座は2時間メニュー。小学校での講座の経験から、私の糸紡ぎの講座は次のように進めていました。

①自己紹介 

②綿と布の服のタグから考える
 
③綿にさわる 

④綿繰り 

170308綿繰り


⑤綿打ち 

170308綿打ち


⑥よりこづくり 

⑦糸紡ぎ 

170308糸紡ぎ


⑧ガラ紡解説

170308ガラ紡

 みなさん、楽しく糸を紡いで楽しい時間。

 私の予定では、これで2時間の講座になると思っていました。というのも、小学校の授業ではここで終わったのです。

 ところが、大人のみなさんは違います。子どもの授業では34人を相手にしていましたが、今回は11人。それもみなさん、手際が良い。なんと1時間で私の話が終わってしまいました。

 平静を保ちつつも、「残り1時間をどうしよう」と実は焦っておりました。(続く)

[2017/03/08 05:49] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【糸紡ぎとガラ紡講座① 松平交流館で】
 先月のある土曜日、糸紡ぎとガラ紡の講座を開きました。主催は「豊田市中山間地域の精神障がい者の地域福祉を考える会」。豊田の足助地区でデイサービス型地域活動支援センターを5月から始め、仕事づくりのひとつとしてガラ紡や糸紡ぎも候補のひとつとのこと。

 主催者のひとりHさんは豊森なりわい塾の現役生で、そんなつながりもあって今回の講座となりました。

 講座の週は月曜日に小学校ではじめて講師をつとめたばかり。2回目になると少し要領がつかめてはきましたが、それでも少し緊張もしました。

 参加者は11人。場所が松平交流館という地元開催のため少し安心感がありました。

170307ガラ紡講座

 
 学習会でも大きな発見をしましたので、しばらくブログでもつづっていきます。(続く)

[2017/03/07 05:49] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
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