城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【小学校で糸紡ぎ授業② 綿はすぐそばに】
 小学校での糸紡ぎの講座についてつづっています。

 担任の先生からいただいた2時間をどんな講座にするのか、進め方をいろいろ考えました。小学校3年生ですから、あまり難しいことはできません。そこで、めあてを3つに定めました。

【めあて1】綿から糸を紡いで、「糸」や「布」の仕組みを知る。

【めあて2】綿繰り機やガラ紡機に触れて、昔の道具について学ぶ。

【めあて3】豊田市が「衣」のまちといわれる理由を知り、松平(特に九久平)ではガラ紡がとても盛んだったと知る。

  いよいよ授業開始。「糸紡ぎの先生」というよりも、「みっちゃんのお父さん」という目で子どもたちは私をみています。


 さて、まずは自己紹介。

  • 私の祖父母がはじめ代々ガラ紡という綿から糸を紡ぐ仕事をしていたこと。
  • 松平ではガラ紡がいっぱい工場があったこと。
  • しかし今ではガラ紡も綿もみられなくなっていること。

  子どもたちに「服についているタグをみてみよう。どんな素材が使われているか、どこの国で服がつくられているか」と調べてもらいました。

170225タグ 


  子どもたちの着ている服は、綿とポリエステルがほとんどでした。

  着ている服は中国など外国製が多く、日本製が少ないこともまずわかってもらいました。
 
  調べてみることで、綿は服の素材に使われており、とても身近であること。しかし、今は日本ではほとんどつくられていないことを知ってもらいました。(続く)


[2017/02/25 06:25] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【小学校で糸紡ぎ授業① 講師デビュー】
 昨年末、娘の小学校での個人懇談のこと。担任の先生と授業内容で盛り上がりました。

 小学校3年生では「昔の暮らしを知ろう」という授業があるのだそうです。「それなら、私は綿繰り機とガラ紡がありますよ。糸紡ぎも紹介できます」と話すと、「では、お父さんが学校の授業をしませんか」と提案いただきました。

 うれしいお話です。二つ返事で引き受けました。私にとっても糸紡ぎの講師デビューとなります。

 先日、その授業を行いました。とっても楽しい時間でした。

170224授業


 私の糸紡ぎの授業についてしばらく紹介していきます。(続く)

[2017/02/24 06:14] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【小物づくり体験① 最終講座】
 2月のある日曜日、農縁コモンズの山田さん主催の綿の講座が行われました。

 この講座は、1年かけて綿の種まきから、栽培、収穫、糸紡ぎ、小物づくりをすすめているという内容。本気布の稲垣さんを講師にすすめてきました。

170213チラシ


 私は第1回目の講座には参加できましたが、以降は仕事で日程が合わず断念。今回は、最後の第6講座に参加できました。

 それに、この講座で使う糸は、私と山田さんが紡いだもの。どんな具合がみてみたかったのです。そこで娘と友だちと一緒に参加。楽しかった一日の様子を綴ります。

[2017/02/13 07:24] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【綿から糸へ⑤ たくさんの棉木】
  来月に私は娘の学校で小学校3年生にワタとガラ紡の授業をすることになりました。どんな授業にしようか今からワクワクしています。

  そのなかで、綿の擬似収穫体験を考えています。 しかし、私の手元にはもう棉木がありません。

  そこで、農縁コモンズ代表の山田さんから、たくさんの棉木をゆずっていただきました。ありがたいです。

170128棉木



  この棉木を実際に手にして、ふわふわした綿の良さを子どもたちに楽しんでほしいです。

  5日間にわたって、農縁コモンズ代表と山田さんと、ファナビスの稲垣さんと紡いだ糸の時間について綴ってきました。今回の経験は、今後の「ガラ紡暮らし」に大きく活かせるものです。

  山田さん、稲垣さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

[2017/01/28 06:21] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
【綿から糸へ④ 手間ひまをかける】
  栽培した綿から糸に紡ぐ作業の様子をつづっています。

  ガラ紡で紡いだ糸は、山田さん主催の小物づくりで使われます。その作業がしやすいように、紡いだ糸を山田さんと2人で玉にしました。

  山田さんと向かい合い、作業をしながらいろいろ話をしました。トランプ大統領やTPPや貧困の広がりのことから、食べものや野菜の育て方、それぞれのこれまでのなりわいなど。

  心あたたまる時間でした。

170127玉



  そして、ふっと思ったのです。

  今は効率がもてはやされる時代です。時間・空間・つながり・工程をいかに省くかに価値がおかれています。その結果、人と人とのあたたかさがつくりにくくもなっています。

  だからこそ、あえて、手間ひまを大事にする時間・空間・つながりを取り戻す営みが求められているのでしょう。

  私がガラ紡績で大事にしたいのは、そんなあたたかな営みなのです。

[2017/01/27 06:06] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
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