城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
ワタづくり2012⑭ 綿とガラ紡と里山
 綿繰り作業から始まった、綿を取り巻く事実を綴りました。がく然とする感情も抱きましたが、綿を通して松平でいろいろできるのではないか、というアイデアも浮かんできました。

 たとえば・・・
  • ガラ紡工場の跡地や荒れた田畑に綿を育てる。それを里山保全・景観につなげていく。
  • 子どもたちの綿を育てて摘む体験場に。またはオーガニックコットンを必要とする方のための場づくり。
  • 綿からみえる世界のこと、そしてガラ紡の楽しさを広げていく・・・etc

 祖父をはじめ代々100年にもわたりガラ紡が営まれたおかげで、私たちは松平の里山に住めます。また、ガラ紡を必要とする方々のなかに必ず祖父母が登場します。そして、今、ガラ紡が見直され必要とされる時代が到来している予感がします。
 松平という里山でガラ紡や綿を通して楽しい営みをしたい、とワクワクした思いになった綿繰り作業でした。
 ・・・まずは荒れた土地を耕すなかまを知り合いたいです。
[2012/11/04 08:53] | ワタづくり2012 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ワタづくり2012⑬ 綿畑で児童労働
 そんな思いが駆け巡るなかで、さらに衝撃が・・・
「世界の子どもを児童労働から守るNGO・ACE」というホームページで「コットンのやさしい気持ち」というプロジェクトを見つけました。読むと、インドでの綿産業における児童労働や農薬被害が深刻になっている事実を知りました。
http://acejapan.org/cotton/
 
そのなかの文章を紹介します。

    • 私たちが生活の身近に使っている綿製品の原料、コットン。世界生産量の約80%が、発展途上国の人々によって生産されています。中でもインドは世界最大のコットン耕地面積を持ち、コットン生産量世界第2位(約20%)を誇ります。そして同時に、インドのコットンやその種子の生産地で、多くの子どもたちが劣悪な労働条件で働かされています。
    • 多くのコットン生産国では、畑で使用する有害な農薬による土壌劣化や地下水の汚染、健康被害をはじめ、低賃金労働、児童労働の使用などさまざまな問題があります。
     
      綿をめぐって、世界ではこんな現実があるのか・・・無知が恥ずかしくなりました。と同時に、綿から社会のありようを変えたいと行動する方がいらっしゃることにも頭が下がります。
[2012/11/03 07:20] | ワタづくり2012 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ワタづくり2012⑫ 大量の農薬・枯葉剤
 インターネットの関連ページを読みすすめていくと、こんな文章がありました。
  • コットン畑の面積は、世界の全農作の耕作面積の約5%と少ないのに対し、世界の殺虫剤の25%はコットン畑で使われているといわれています。
 ページによって表現は違いますが、世界の農薬(殺虫剤など)の4分の1は綿に使われているという数字は共通しています。
 
 衝撃だったのは、農薬のなかでも「枯葉剤」を大量に使っていること。枯葉剤とはベトナム戦争でアメリカが化学兵器として大量に使用し、今でも先天性障害をもつ子どもが誕生するなど今でも影響が続いています(ドクさんが、よく知られています)
 
 今年初めて綿摘みをして、大量収穫には根気がいると想像がつきます。綿繰りをしても、綿のなかに葉や種の皮が残り、とても効率よくないのもわかります。これらの作業を効率よくするために、収穫の段階で枯葉剤を大量に使用している・・・

 私も綿シャツをよく購入します。「インド綿Tシャツ」は安くて便利です。
「じゃあ、私の着ているTシャツをつくったインドの農家は枯葉剤で害をうけていないのだろうか・・・」。
・・・ぐるぐると、いろんな思いが駆けめぐりました。(続く)
[2012/11/02 05:54] | ワタづくり2012 | トラックバック(0) | コメント(2) |
ワタづくり2012⑪ 綿の自給率0%
  「綿 自給率」というキーワードでインターネット検索してみます。表示されるのは「綿の自給率0%」「自給されなくなった綿」という言葉。食糧自給率4割とはききますが、まさか綿は日本では自給されていないなんて・・・。
 表示されたホームページのひとつから、次のような文章をみつけました。

 食の白給率の低下も問題だが、昔から衣の中心素材であったワタの白給率は昭和三十年ごろを境に落ち続けて、いまや0パーセントとなった。そして今、そのタネさえなくなろうとしている。


  かつては自給率は100%であったという綿。いまや統計上では日本で自給されていないのです。「えぇ~」と驚いたのは、それだけではありません(続く)
[2012/11/01 06:05] | ワタづくり2012 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ワタづくり2012⑩ 綿農家はいるの?
綿繰りをしながら、「綿農家の方はどんな機械で綿繰りをしているのだろうか」と思い、ふと
  • 日本に綿農家はいるのだろうか?
  • 綿の自給率ってどれぐらいだろう?
と疑問にもちました。

  私の周りに綿を観賞用に飾っている方はいますが、畑はみません。三河は綿が伝わった地域なので畑もあって良さそうなはず。そこで、インターネットで綿のあれこれを調べてみました。

  すると、がく然とする事実を知ることになりました。(続く)
[2012/10/31 06:07] | ワタづくり2012 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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