城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【デイサービス『畦道』オープン① 新聞掲載】
  20付中日新聞豊田版に、豊田市足助の精神障害者事業所デイサービス型地域活動支援センター『畦道』オープンが特集されていました。発起人の鈴木さんと林さんは事業所開設にむけとても熱心に取り組まれていました。

170524新聞


  今年2月に「事業の今後の仕事づくりの参考に」と糸つむぎとガラ紡のワークショップのお手伝いをしましたが、参加されたみなさんがとても熱心で、私がいろいろ学んだほど。そのときに「今回の縁を大事にしようね」と約束しました。

  いよいよオープンとなり、とてもうれしいです。林さんとは豊森なりわい塾つながりでもあります。お二人のスタートを心より応援します。

  …と、ここまでは、私のFBで紹介したところ、林さんから「相談があります」のメッセージ。

  「綿を育てたいと思っていますが、うちの畑の土が合うものなのかどうか…土って、どういうものが相性いいですか??」。たまたま休みのため、『畦道』へ訪問にいきました(続く)

[2017/05/24 05:24] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【小学校3年生 綿の種まき】
 小学校から「綿を育てたい」と連絡がありました。小学校3年生の総合学習で綿を育てて糸を紡ぐ授業をするそうです。

 昨年、小学校3年生の授業で糸紡ぎを教えたのですが、今年は綿から育てようと学校で計画をしています。

 学校には綿の種を提供し、簡単に栽培方法を先生に教えました。

 運動会で学校に行った際に3年生のプランターをみました。面白いのは、子どもたちが綿に名前をつけていること。「ふわみちゃん」「しろまめくん」「パールル」なかには「やき肉せんもんてん肉とくくん」など。

170523ふわみちゃん

170523やきにく

 成長が楽しみです。

[2017/05/23 05:19] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【運動会② オラフVSエルモ】
 運動会の様子について綴っています。続きです。

 左手薬指骨折のため、参加プログラムが限られた娘。応援係専門だったために、ちょいと盛り上げないといかんなぁと思っていました。

 そんなときに、グッドタイミング! 父母教師会主催のプログラムに綱引きがあります。会長は赤組の応援団長、副会長が白組の応援団長です。綱引き担当のPTA役員から渡されたのはエルモのコスチュームにカニの被り物。この格好で旗振り役をするのが私の役目。

 ちなみに、白組はオラフ。会長と副会長の2人で、ファイティングポーズをとって会場を盛りたてました。

170522カニ


 それに副会長はパフォーマンス上手。子どもたちから「オ~ラ~フ! オ~ラ~フ!」と大歓声を引き出していました。「子どもたちのアナ雪人気にかなわないなぁ」と少し悔しがっていたところ、白組に負けじと赤組の子どもたちから「カ~ニ! カ~ニ!」との声援をうけました。(「エ~ル~モ!」ではなかった)

 私のひそかな自慢ですが、保育園の役員時代から綱引きは決勝まで残り負け知らず。今年も優勝をねらっていました。「カ~ニ!」の後押しもあり、2勝1敗で優勝できました。連勝記録更新です。

 パフォーマンスも楽しく、新たな自分を発見した感じです。

 運動会終了後の、娘の感想です。「あのカニって、お父さん?」と何人もきかれたとのこと。「むっちゃ恥ずかしくって、カ~ニなんて叫べなかった」といわれちゃいました(泣)。

 まぁ、今後の語り草になっていくでしょう。私は満足しております。

 さて、運動会の主役はもちろん子どもたち。いろいろ感動的な場面があったことを、あとからききました。

 特に、応援団長で頑張った小学校6年生。悔し涙もあったとききました。

 今年度の6年生の卒業式で私は式辞を述べることになっています。今年1年間の6年生の様子をしっかりと目に焼きつけておきたい、と思いました。

[2017/05/22 05:43] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
【運動会① 地域の一大行事】
 今日は二十四節気で小満。七十二候で「蚕起食桑」(かいこおきてくわをくう)。

 昨日は娘の小学校で運動会でした。快晴で暑い一日でした。

 運動会の主役はもちろん子どもたちであり、学校主催の行事。ですが、地域も親も一緒に運動会に取り組む伝統がこの小学校に脈々と受け継がれています。

 なにせ今年私はPTA会長という大役を仰せつかっています。PTAは、駐車場係や来賓対応、開会式のあいさつ、校内見回り、父母教師会行事の綱引き、片づけなどがあります。

 それに私の自治区は人数が少ないこともあって、テントを自治区で用意します。昼食は家族が弁当をつくって、みんなで食べます。

 そんな手づくりのような運動会がとても気にいっています。

 事前に駐車場係を呼びかけたところ、「おやじの会」みなさんから協力がありました。とても心強いです。役員も早朝からスタンバイしていました。なんとチームワークのよいPTAなんでしょう。

 私の開会式は役員あいさつは緊張しましたが、何とか終了。

170521運動会

 
 主役の娘は左手薬指骨折のため参加行事が限られました。そんななかでも、松平音頭とソーラン節を楽しく踊っていました。

 さて、今年は私が主役となった行事は綱引き。とても楽しいものでしたが、それはまた明日綴ります。(続く)

[2017/05/21 06:10] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
【腹立つ 共謀罪 強行採決】
  自民、公明、維新が昨日の19日の衆院法務委員会で、共謀罪修正案の採決を強行し賛成多数で可決させました。週明けにも衆議院本会議で採決しようしています。強行採決を断じて許すことはできません。共謀罪は生協や労働組合の活動の委縮につながり、監視社会をもたらす危険な法案です。これまで3度廃案にしてきた共謀罪。今回も許すわけにはいきません。

  共謀罪は、政府が「一般の方々が対象となることはありえない」といっても、労働組合や市民活動の「普通の行動」が十分対象になりえること、「犯罪の予防」「安心安全」「治安の維持」「テロ対策」を口実に体制側が「危険」「異質」と判断すれば監視対象となること、そのためにいずれ「普通の人たちの普段の生活」が取り締まりの対象になります。

  週明けのメディアの世論調査では、「今の国会で成立させる必要はない64%」(「朝日」)、「成立させるべきと思わない45%」(「読売」)といずれも「成立させるべき」より多くなっています。法案を「よくわからない」という声が多数であることも共通しています。審議が進めば進むほど、法案への理解が深まるどころか、警戒と懸念の世論が広がっています。

  審議では、花見か犯行の下見かの違いについて、金田法相が「目的を調べる」と内心に踏み込むことを認めました。法相が、ビールと弁当の持参が花見で、双眼鏡と地図の持参が下見だと苦し紛れの答弁。「内心」を取り締まる危険を隠そうとすればするほど矛盾に陥ることを浮き彫りにしています。

 共謀罪反対にむけて、国会前でも全国津々浦々でも抗議のアクションが連日行われています。昨日は19日には名古屋・若宮広場でSTOP共謀罪の集会とデモが行われ、私もいてもたってもいられず参加しました。

170520共謀罪反対


  5月27日には愛知県弁護士会主催の『共謀罪の廃案を求める集会&パレード』が名古屋・栄エンゼル広場で行われます。4度廃案に追い込むため、私も頑張ります。

[2017/05/20 05:46] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【腿の裏が筋肉痛】
  い よいよ明日が娘の学校で運動会。PTA会長としての任務が目白押しです。

  ですが、水曜日から腿の裏側に違和感を覚えました。月曜日の農作業で無理な姿勢がたたったのでしょうか。あまりにひどく、車の運転も体を横にすることも歩くことも困難になってきました。

  我慢ができないので、水曜日には整体へ、木曜日には整形外科へ。肉離れを覚悟していたのですが、筋肉痛と診断されました。薬を処方され、これが効いているようです。

170519塗り薬


 うれしいのは、整体も整形外科も、こちらに住み始めてつながった縁でいろいろ世話をしていだきました。

  運動会までによくなるかどうかはわかりませんが、会長任務を最後まで遂行できるようにしたいです。

  これから農作業は無理はしないこと、できるだけなかまと作業をすることを目指したいものです。

[2017/05/19 05:06] | 暮らし2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【サクラソウ】
 共謀罪が重大な局面を迎えています。自民、公明の与党、日本維新の会が衆院通過へ向けた動きを強めています。この動きを許すわけにはいきません。明日は、名古屋で共謀罪の反対集会が行われます。参加して意思を示したいと思います。

  さて、初夏になり、花も鳥も夏色になってきました。我が家の土手に「サクラソウ」が咲きだしました。花弁がサクラの形に似ています。

170518サクラソウ


  これまでも咲いていたのかもしれませんが、初めて気づきました。

  調べてみると、江戸時代は荒川沿いに多く見られ、サクラソウ見物も行われたとか。自生地は減少しているそうです。

[2017/05/18 05:48] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ツバメ 今年は来ず】
 今年はツバメが巣をつくりにきていません。

 ツバメを見かけることはあっても、なんだか避けられているようです。

 ツバメが巣をつくる家は一年幸せになるといいます。ツバメは外敵予防のために、人の出入りが多い家に巣をつくります。糞や蛇などを嫌がらず、ひなをかわいがる家には優しさが満ち溢れているように感じます。

 そして、ツバメのこなくなった家には、その家族の変化を感じ取ってこなくなるともいいます。幸せが逃げていくようです。

 写真は昨年のツバメです。

160623ツバメ


 きてくれないかな、ツバメ。

[2017/05/17 05:44] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【運動会前 左手薬指骨折】
 今週末は、娘の小学校で運動会です。

 ですが、娘はかけっこには出られず、参加競技が限定されます。左手薬指の骨が折れてしまったからです。GWにトランポリンで遊んでいて、バランスを崩し壁に指をついてしまいました。

170516骨折


 その日に、友だちのママに病院に連れていってもらいましたが、「少なくとも3週間は包帯を巻いて」という診断。ケガした当初はとても痛がり、夜はさすって少しでも和らぐように努めました。風呂に入るときもビニール袋をかぶせて入りました。

 昨日、病院に診察してもらいましたが、あと1週間で包帯がとれる見込み。運動会の競技にすべて出場できないのは残念ですが、娘はその分、応援に気合が入っています。

[2017/05/16 05:09] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
【サツマイモ】
妻が、畑を広げています。今年は落花生・かぼちゃ・ズッキーニ・枝豆・オクラなどをあらたに始める予定です。

そのひとつはサツマイモです。私も手伝っています。

先日、植えたばかりなのですが、サツマイモは一見枯れていました。

170515サツマイモ


「あれれ」と疑問に思っていたのですが、妻曰く「枯れているようになっても大丈夫」。そんなものなのですね。

私は綿畑、妻は野菜畑。休日は、お互いの畑を手伝いながら作業。私も野菜の勉強をしていきます。

[2017/05/15 07:00] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【綿の芽が出ました】
  ビニールポットにいれた綿の芽がポコポコポコと出てきました。一気にです。うれしいですね。

170514綿の芽


  今回、ビニールポットを使ったのは初めて、畑に植え替えをしました。

  ビニールポットを使ったのは、私の畑は粘土質のため、直播しても芽が出ないと判断したからです。しかし、気づいたのは、わざわざビニールポットにいれなくても、マルチの穴に直接土を入れてそこに種をいれれば作業が短時間ですむということ。

  体で覚えることが多いですね。

[2017/05/14 06:19] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【マムシグサ】
 大給城への行く道中に変わった野草が咲いています。テンナンショウ、あるいはマムシグサと呼ばれます。

170513マムシグサ


 茎がマムシのような色をしています。花の形がユニーク。筒に上品にふたがついています。

 昨年も同じ場所に咲いていました。ユニークは花をみるとうれしくなります。

 ここの場所は、もうすぐ町の草刈りが行われます。おそらく、マムシグサも草刈りで切られてしまうのでしょう。

 秋にはトウモロコシみたいな実をつけるそうですが、本音では、この花を残して欲しい。

[2017/05/13 07:08] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ニガナ】
  大給城のチゴユリが咲き終わりました。そのつぎに咲きだした小さな花はニガナです。

  5枚の小さな花弁で丈は小さいです。手に取ってみたわけではありませんが、茎と葉からでる液が苦いので名づけられたようです。

170512ニガナ



  小さい花であっても、きちんと名前があります。

  大給城を訪れるロッククライマーは少なくなりました。そろそろ大給城には虫が発生するので、シーズンも終わりに近づきました。

[2017/05/12 05:55] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【藤の花】
 藤の花が里山に咲き始めました。

 藤の花といえば、藤棚しか知らない私にとって、里山に咲くのだと知ったのはこちらに住んでからのこと。新緑と薄紫のコントラストが美しい。

170511藤の花

 万葉集の頃から、人の心をひきつけてきた花のようですね。歌に

藤波の、咲き行く見れば、霍公鳥(ほととぎす)、鳴くべき時に、近づきにけり
田辺福麻呂(たなべのさきまろ)

藤の花が咲いたら、ホトトギスが鳴く頃も近い。


 ホトトギスも楽しみです。

[2017/05/11 05:43] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【松平薪ネットワーク】
 GW前半に間伐材を運び出しました。

 松平に住む薪ストーブユーザーへフェイスブックだけの呼びかけでしたが、2家族とご一緒しました。

 そのうち、Iさんは農業をされているだけでなく、とてもチェーンソーに詳しい。今回も、美しく玉切りをしてくださいました。出会いに感謝です。

 天気もよく、子どもたちも里山のなかを元気に走り回っていました。

170510松平間伐


 「薪は人と地域をつなぐ」という私の信条。あらためて確信にしました。今度は作業をしたら、BBQをしたいものです。

 松平薪ネットワークが本格的に始まりました。

[2017/05/10 05:11] | 薪ストーブ2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【マルチ貼り】
今年の綿畑には、マルチを貼りました。

昨年はイノシシに荒らされ、草の勢いに綿が負けてしまいました。その反省から、耕運機で3回ほど土起こし、畝をつくって、マルチを貼りました。

170509畝

170509マルチ


畝づくりは1日、マルチは2日かかりました。GWに作業をしました。

畝幅は80センチ。総延長120mという畑です。ビニールポットも購入して、種をまきました。

170509ビニールポット


しばらくは、芽が出るまでは水やりです。楽しみです。

[2017/05/09 06:21] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【子どもたちとタケノコ掘り】
GWも終わりですね。

最終日は、娘の保育園時代の友だちが松平大給の里へ。タケノコ掘り&バーベキュー。ご近所の竹林からタケノコがポコポコと顔を出していました。

170508竹林


 みんなで掘って、焼きタケノコをしたり、お釜であく抜きをしたり。

170508タケノコ

170508焼きタケノコ


 新緑あまぶしくて、竹林にも心地よい風が吹いていました。

 大給城でもゆったり。

170508岩


 子どもたちは今年10歳になり、会うたびに大きくなって驚きます。そろそろ大人になるなぁとちょっぴり寂しくもありますが、かくれんぼをして遊んでいる姿をみていると、なんだかほほえましくて。

 大事ななかまです。

[2017/05/08 05:24] | 遊び | トラックバック(0) | コメント(0) |
【おやじの会 流しそうめん予行練習】
 今年、娘の小学校で「おやじの会」を立ち上げました。2月から企画会議を積み重ねています。今、相談している企画は『おやじの会プレゼンツ 夏プール応援企画 ワクワク 25メートル流しそうめん』。7月に開催します。

 このGWに、おやじたちがその予行練習しました。

ここで、流しそうめん作業の一連の流れを紹介します。


①竹を伐る。

170507竹伐り



②枝打ちをする

170507枝打ち


③運ぶ

170507運ぶ


④割る(なた)

170507割る

170507割れた


⑤節を取る(かなづち)

170507節とり


⑦平らにする(のみ)

170507おやじ


⑧磨く(サンドペーパー)

170507磨く


⑨美しくする(かんな)

170507カンナ


⑩足場をつくる

170507台


⑪組み立てる

170507組み立て


⑫器をつくる

170507器

⑬箸をつくる

170507はし



⑭水を流す

170507スタート


⑮食べる

170507流す

⑯飲む

170507ビール



雨の予報でしたが、まったく雨は降らずそして、うれしいのは、予行練習会場にした「おやじ」の庭には、ピザ釜があります。

170507ピザ釜


ピザを焼いていただきつつ、そして、ノンアルコールビールで酔いながら、10メートルの流しそうめんを完成。

本番は、この2.5倍の長さになります。子どもたちも喜んでいました。

暦の上では立夏。一足早く、夏遊びしました。それにしても日に日に、おやじたちの団結が高まっております。

[2017/05/07 06:24] | 遊び | トラックバック(0) | コメント(0) |
【憲法記念の集会 生協が協賛する重み】
 5月3日は憲法施行70年。古希を迎えました。全国各地で憲法を守る集会が開催され、愛知県では名古屋国際会議場で市民のつどいが開かれました。

170506チラシ


 国内では、安倍首相が改憲を公言し、秘密保護法、戦争法、共謀罪、九条の解釈改憲を進めています。国際的には、北朝鮮の核・ミサイル開発や、トランプ米大統領の強権的外交で緊張が高まっています。国内外ともに、戦争をおこさせないために日本国憲法を守り活かすことが求められる重要な局面となっています。

 つどいには2203人が参加。安倍政権の改憲の動きをとめようという市民の関心の高さを感じました。

 つどいでは、丹羽宇一郎さん(元中国大使・前伊藤忠商事会長)が講演。グローバリゼーションがすすむなか、世界の各国が日本の憲法をうらやましがっていることを紹介。「古希を迎えた憲法の三原則を今後も守り続けるには、若者に伝えていくことが大事。そのためにも教育が重要」と強調しました。

 主催者の愛知憲法会議の本秀紀さん(名古屋大学教授)は、国会で議論になっている共謀罪の問題点を指摘。「表現の自由にとどまらず、体制に異論をとなえる自由が抑圧される危険がある。山でキノコをとればテロの資金源集めの犯罪とされるバカげた内容だ。異論を封殺する共謀罪をより凶暴にさせないよう、一人ひとりができることを取り組もう」と呼びかけました。

 「市民のつどい」にコープあいちが協賛していますが、めいきん生協のときから毎年続いています。

170506生協


 2000年代には憲法記念日が近づくと、右翼の街宣カーがめいきん生協の本部にむかって、「生協粉砕」と大音量でがなりたててきました。

 日本国憲法は戦争の多大な犠牲の上に制定されました。生協活動も「平和であってこそ、暮らしが守られる」ことを理念に戦後再出発しました。さまざまな試練をへながらも「平和とよりよい生活のために」をスローガンに、憲法を礎にしてこれまで活動を続けています。今の安倍政権の動向から、コープあいちの憲法集会の協賛に、今後右翼からの「脅し」があるかもしれません。

 議論されている共謀罪により、私たちの活動が監視され、委縮をもたらす危険があります。

 このような情勢だからこそ、生協が再出発した原点を忘れず、憲法を守り価値を高めるために、市民のつどいにコープあいちが協賛する意味はとても大きいですね。

[2017/05/06 05:19] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【福島にて⑧ 現代版「蟹工船」がイチエフで】
今 日は立夏。七十二候で蛙始鳴(かえるはじめてなく)。暦の上では夏。そして、梅雨までの気持ちの良い季節が始まります。

 さて、福島の訪問記をつづっています。

 これまで綴ってきたように、「避難指示解除」と言われても、放射線量が高い、除染が不十分、商店街や医療機関・学校などのインフラの復旧ができていないなど、多くの不安を抱え、「帰りたくても帰れない」というのが実態です。

根本には、政府と東京電力の根本的な姿勢にあります。取材時には、復興相の大臣が、被害者や避難者の悲しみや苦しみに心を寄せるどころか「よかった」「自己責任」などと発言。被災者支援の切り捨て政治の姿勢が浮き彫りになりました。

政府や東京電力の姿勢を変えようと市民の力で、復興にむけた動きがつくられています。そのひとつは「ふくしま復興共同センター」で福島県労連などによって組織しています。

「原発再稼働、福島切り捨て政治をはね返すたたかいについて、代表委員の斎藤富春さん(福島県労連議長)にききました。

  福島県議会は、自民・公明も含めた全会一致で国に福島原発の廃炉を強く求める意見書を四度採択しています。昨年7月の参議院選挙では、福島選挙区で現職閣僚が落選し、民進・共産・社民による野党共闘の候補が議席をえました。野党共闘の流れに「原発再稼働反対・原発ゼロ」の合意がしっかり位置づいています。「政治は変えられる」という希望をあたえました。

  原発事故で福島県民の中に様々な分断・対立と亀裂が持ち込まれています。全国と福島との分断・対立もつくられています。しかし、この分断・対立と亀裂の原因は、そもそも加害者である国と東電にあります。原発ゼロの日本を実現するために、互いの被害の違いを認め合い連帯し、国と東電にその責任を取らせることこそ、分断と対立を乗り越える唯一の方向です。


 福島生協労働組合の書記長からも次のようなメッセージ。

  全国には、福島県から避難している子どもへのいじめが起きています。そんな悲しい出来事が起きるのは、今村前復興大臣の「避難は自己責任」「東北だから、良かった」という発言で明らかになったように、避難している福島県民を困難に追いやる政策や東京電力の姿勢が背景にあります。避難者に責任はありません。全国のみなさんの近くで避難している福島県民が誤解を受けることがないよう、福島生協労働組合としても福島県の状況を正しく配信していきます。

  原発稼働を止めさせ、福島切り捨て政治を転換させるためにも「国と東京電力が責任を果たすことを求める100万人署名」に取り組みます。ご協力をお願いします。


 福島に身をおいてこそ、感じたこと。綴ってきました。政府の姿勢、特に安倍政権を変える決意をあらたにしました。福島訪問記をこれで終わります.


[2017/05/05 05:19] | 福島にて | トラックバック(0) | コメント(0) |
【福島にて⑦ 現代版「蟹工船」がイチエフで】
 浪江町から国道6号線を南下し、大熊町と双葉町へ。両町ともほとんどが帰還困難区域です。国道6号線は車で道路を通れますが、脇にとめて外に出ることが許されていませんし、バイクも走れません。

「東京電力福島第一原子力発電所」の案内標識がみえてきました。

170504案内標識


線量計は最高で7.8μ㏜/hを測定。目には見えない放射能が数値で明らかになると鼓動が高まります。

170504線量


東京電力福島第1原発は、いまだに人間が近づけない高線量の現場です。2号機の原子炉格納容器内の放射線量は推定で530Sv/h。ヒロシマ爆心地の線量103 Sv/hをはるかに上回ります。単位にμがついていないことから異常な高線量です。その場に数十秒いただけで人間が死亡するレベルが続いています。

 国道沿いにはいわき市労連と共産党との連名の看板をみつけました。「イチエフ危険手当、通常2万円・アノラック3万円・タングスベスト4万円」と書かれています。イチエフとは東京福島第一原発、アノラックやタングスベストは作業着の装備のことです。

170504イチエフ


 原発の事故収束作業員は作業内容に応じて危険手当が本来ならば支払われます。しかし、事故処理作業では賃金・危険手当のピンハネや暴力団の介在する「多重下請け構造」が問題になっています。除染や廃炉という危険な労働をさせながら、労働者を使い捨てにしています。

 東京電力や国は、この状況を野放しにしています。現代版「蟹工船」がここで起きているのです。

[2017/05/04 06:53] | 福島にて | トラックバック(0) | コメント(0) |
【福島にて⑥ 3時38分の時計】
 浪江町の海岸近くへ。6キロ先にある福島第一原子力発電所がみえます。

170503原発


 津波が襲い今は更地が続く場所に、請戸小学校の校舎は当時のまま。

170503小学校


 小学校の時計は3時38分を差しています。津波が襲った時刻です。

170503時計


 あの日、学校にいた子どもたちは全員が走って高台へ避難し無事でした。

 しかし、浪江町全体では、直接死・震災関連死で582人の住民が亡くなっています。特に、関連死400人で直接死182人を上回っています。

 福島県全体では、現在も約8万人の県民が県内外に避難。「震災関連死」は「直接死」の1.3倍の2,086人で増え続けています。「震災関連死」は、岩手が460人、宮城が922人(2016年9月末現在)です。

 震災関連自殺者は、福島県は87人で、宮城の48人、岩手の41人を大きく上回っています(2016年12月末現在)。

 原発被害の危険性や異常性が明らかです。

[2017/05/03 06:41] | 福島にて | トラックバック(0) | コメント(0) |
【福島にて⑤ 「おかえりなさい」とはあるが…】
 このブログを書いているときに、浪江町の帰還困難区域で山火事発生を知りました。消防機能が乏しいなか、初期消火が間に合わず広まったのでしょうか。心配です。

 浪江町の訪問記を書いています。

唯一多くの人と車が集まっている場所がありました。浪江町役場です。

170502役場


役場のとなりには仮設商店街が開店されています。役場の職員や工事関係者が昼休憩していました。

170502商店街


役場入り口に「おかえりなさい ふるさと浪江町へ」の看板がありました。その看板には、復興を願う住民の素直な気持ちが込められているのでしょう。しかし、町の状況をみていると簡単に「おかえりなさい」と快くいえる状況ではありません。

170502看板


同行した福島生協労組の書記長は「戻るに戻れない環境なのに、復興させられているんです。戻れといわんばかりの圧力を住民に迫っています。その動きには住民はついていけていません」と指摘します。現に、一昨年9月に避難指示が解除された楢葉町の帰還住民の数は、1割にすぎません。

 避難解除とあわせて進められているのは、避難者の支援打ち切りです。精神的賠償を2018年3月に打ち切り、営業損害賠償は2017年2月で打ち切り、自主避難者の家賃補助は2017年3月末で打ち切り、農林業の賠償の見直しも東京電力は打ち出して、政府も追認しています。

 安倍首相がオリンピック推進のために「状況はコントロールされている」と海外に安全をアピールし、原発再稼働を進めようとしていますが、「福島はこんなに元気だ。もう避難解除がされている」と被害の深刻さを覆い隠しているのでは、と思えてきます。

 悲しいことですが、政府や東京電力の姿勢が、さまざまな分断を福島県に持ち込んでいます。地域社会は距離で分断され、放射線量で分断され、賠償で分断されました。避難するかしないか、地元産の食材を食べるか食べないかなど、人間関係にもさまざまな亀裂が持ち込まれました。

 福島県内最多の2万4千人が避難しているいわき市では、「被災者帰れ」などの落書事件、仮設住宅敷地内での自家用車破損事件、仮設住宅へのロケット花火打ち上げ事件などが起こっています。最近では、県外に自主避難した福島県の子どもたちが「ばい菌扱い」されるいじめを受けました。

 そんな状況なのに、今村前復興相は「自主避難者は、自己責任」と発言。これでは分断や対立をいっそう深めます。

 生活基盤が進められていないのに「避難解除」をし、支援を打ち切ることで帰還を迫る政府と東電の姿勢に怒りがわいてきます。

[2017/05/02 06:20] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【福島にて④ 浪江町へ】
 いよいよ浪江町へ。 浪江町は3月31日から帰還困難区域をのぞけば、立ち入ることはできます。

 4年前にも訪問し、そのときのゴーストタウンの様子を思い出しながら浪江駅前から街を見渡します。撤去された建物が多く、跡地に砂利が敷かれています。道路もきれいになりました。当時より見通しがよくなりました。

170501浪江駅前


 ですが、歩けば多くはゴーストタウンには変わっていないとわかります。商店街は、当時のままの建物がまだまだ残っています。

170501スーパー

 JAや郵便局は営業を再開していますが、訪ねる住民がそもそもいません。スーパーはありません。病院もありません。学校もありません。浪江駅まは4月1日から一部開通しましたが、バスは走っていません。家はいたんでいます。

 駅前の放射線量は0.8μSv/h前後でしたが、浪江町の帰還困難区域には放射線量が高く出される山林もあります。道すがら「この先年間積算量が50ミリシーベルトを超える帰還困難地域」という看板をみます。そんな地域と隣合わせでの戻れるのでしょうか。

170501看板


 どうして「もう安心だから戻れます」といえるのでしょうか。いくつも疑問がわいていきます。

[2017/05/01 06:25] | 福島にて | トラックバック(0) | コメント(0) |
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