城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【ソーシャルアクション④ 高齢者世帯の貧困】
 藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)の講演『ソーシャルアクションで格差と貧困をなくそう』について紹介しています。次は高齢者世帯の貧困について考えてみます。

 65歳以降の貧困率19.4%で5人に1人です。特に、単身高齢男性は38.3%、単身高齢女性は52.3%で、高齢期は誰もが貧困に陥る可能性があります。

「下流老人」という生活保護水準相当で暮らす高齢者は現在700万~1100万人いると考えられ、今後も増える傾向です。

 生活保護世帯の半数が高齢者世帯です。圧倒的に年金が少ないです。単身高齢者の1ヶ月の平均支出は約14万円ですが、全体の6~7割の高齢者が月10万円未満の年金しかもらえていません。ひと月あたり4万円を貯金か働いて得る必要があります。高齢者になっても働くことに追い込まれています。

 「下流老人」の暮らしは「関係性の貧困」でもあります。気軽に相談できる相手がおらず、生活に困窮しても外部に助けを求められない状態となっています。(続く)

[2017/08/31 05:42] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ソーシャルアクション③ 若者世代の貧困】
 藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)の講演『ソーシャルアクションで格差と貧困をなくそう』について紹介しています。次は若者世代の貧困について考えてみます。

 若者も貧困は、リーマンショック以降に雇用が崩れ、非正規雇用のため所得が低すぎ、ブラック企業の広がりが背景にあります。ここでも「本人に努力が足りない」「甲斐性がない」といわれますが、そうではありません。雇用が崩壊して賃金があがらず、一度貧困に陥ると抜け出せない状況です。

 大学を卒業しても奨学金という借金をもつ若者が増加しています。大学進学に2人に1人が奨学金を利用し、それも有利子のために返済に苦しんでいます。

 男性は5人に1人、女性は10人に1人が生涯結婚しない時代になりました。実家暮らしの若者が半分にもなっています。ベースアップがなく一人暮らしができない状況です。

 かつては、働くなら実家を出ることが多いものでした。今は、家賃が高いため、実家を頼った方が安心になっています。住宅政策が必要です。(続く)

[2017/08/30 05:20] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ソーシャルアクション② ひとり親世帯の貧困】
 藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)の講演『ソーシャルアクションで格差と貧困をなくそう』について紹介しています。

  日本の格差と貧困が示す数値に相対的貧困率があります。相対的貧困率とは、その国の標準的な所得(全人口の中央値)の半分以下で暮らしている状態のこと。日本は15.6%で、OECD加盟国34カ国中6番目に高い数値です。

 所得でみると、1人世帯122万円、2人世帯170万円、3人世帯211万円、4人世帯245万円未満が貧困ラインです。

 特に、ひとり親世帯、若者世代、高齢者世帯に集中しています。本人が貧困に気づいてないケースも、よくあります。

 それぞれの貧困が集中している世帯・世代の状態をみてみます。まずはひとり親世帯です。

 深刻なのは、母子家庭です。ひとり親世帯2人に1人の子どもは貧困です。

  そのうち母親の就労はが「パート・アルバイトなど」が47%で、平均年収は223万円(就労収入は181万円)。働いても貧困から抜け出せない非正規雇用と、国連から勧告をうけるほど低い最低賃金が、貧困と結びついています。

  離婚は今は3組に1組といわれていますが、制度に不備があります。養育費をもらえていない母子家庭が増えています。「家族でなんでも解決しなさい」という家族原理主義が制度としてあり、「離婚しなきゃよかった」「DVも我慢」「子どもを産まなければよかった」など個人の責任にされています。

  多くのひとり親世帯は生活保護の受給が必要とされる状態です。しかし、受給率は1割。その1割の世帯にも「甘えがある」とバッシングがされています。

  雇用の質、賃金、社会保障を劇的に上げないと、ひとり親世帯は貧困から抜け出せません。(続く)

[2017/08/29 05:57] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ソーシャルアクション① 藤田孝典さん講演】
  私も役員をつとめる労働組合(生協労連東海地連)の定期大会を行いました。

  学習講演でお呼びしたのが、藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)。藤田さんは、埼玉県でホームレスの就労・自立生活支援をかわきりに、自殺対策、刑余者・DV被害者、引きこもり青年などの困窮者支援に尽力されています。活動で浮き彫りになった課題を、著書『下流老人』『貧困世代』で問いかけ、反響を呼んでいます。

170828藤田さん


 私たち生協労連も格差と貧困の解消が活動方針のひとつ。最低賃金引き上げや均等待遇実現の運動をすすめています。

  社会的な解決にむけて、藤田さんをはじめとする市民活動と労働組合がともに活動することが大切。今回「ソーシャルアクションで格差と貧困をなくそう」をテーマに藤田さんからお話していただきました。ソーシャルアクションとは、社会的に弱い立場にある人の権利を守る活動をしつつ、世論や行政に働きかけて、政策や制度の改善をめざす行動です。

 労働組合としてのソーシャルアクションはもちろんですが、私の「城址とガラ紡の里山暮らし」もソーシャルアクションにつなげようと考えています。

しばらく、このブログで藤田さんの講演内容を紹介し、里山暮らしでできるソーシャルアクションについて考えていきます。(続く)

[2017/08/28 07:23] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【マルバルコウ】
  マルバルコウが咲きだしました。白い花弁をよくみるこの時期、赤みのある花弁をみるとつい目がいってしまいます。

170827マルバルコウ


  小さなラッパ型の花で、葉はハート型。

  花言葉は「私は忙しい」「お節介」というマイナス言葉から、「常に愛らしい」というかわいらしい言葉まで、いろいろあるようです。せっせとツルを伸ばして、赤い花を次から次へと咲かせるからでしょうか。

[2017/08/27 06:51] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【セリの花】

  コデマリのような花を道ばたでみつけました。球体が美しく、みとれてしまいました。

170826セリ 





 「何の花?」と娘と調べてみました。なんと、セリです。


 「なんと」というのは、咲いていた場所で、春にはセリ摘みを楽しんでいます。夏は車で通り過ぎるだけで、花に気をとめませんでした。セリは春の七草で知られ、豊田松平は産地にもなっているのに…。

 

  花言葉は、「貧しくても高潔」。


 ガツンとやられました。

 私は機関紙編集者の端くれとして、今の格差と貧困の広がりに心痛め、その渦中にいる方々を取材してきました。打ち明けられる生活に、私はかける言葉をみつけられませんでした。


 それでも、みなさんけして卑屈になっていませんでした。自らの尊厳を失っていませんでした。宮沢賢治さんの詩『雨ニモマケズ』の世界観に通ずるものでした。

 

「清貧」という言葉とセリの花を重ね、いとおしくなりました。


 しかし、貧困を加速させる政治や社会や風潮には、「いとおしさ」だけでは太刀打ちできません。


 セリは春になると「競り(せり)あう」ように生えてきます。それは、なかまとともに生きる様とも重なります。


 セリの青臭さの味わいと、花に込められた清貧の高潔さに学び、今日も一日なかまと世直し暮らしにつとめます。

[2017/08/26 06:57] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【センニンソウ】
  この季節、道ばたいっぱいに雑草が咲いています。そのひとつは、白い十字の花をいっぱい咲かせているセンニンソウ。

170825センニンソウ


  「花」と書きましたが、十字になっているのは、本当はガクです。家の近くでいっぱいに咲かせています。

  「仙人」といわれているのは、実になったときにできる白い毛を仙人のひげにみたてているから。花の香りが甘いです。低木に覆いかぶさって咲かせています。
[2017/08/25 05:56] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【シオカラトンボ】
  カエル谷で作業をしていると、すぐそばにシオカラトンボがとまりました。首をかしげながらあたりを見回し、尾を曲げたりふくらましたりしています。

170824シオカラトンボ


  見とれたのは、その色です。青緑色の目が美しい。青白の尾も色が美しい。

  ちなみに、シオカラトンボのオスは水色、メスは茶色です。オスも成熟すると黄色になるそうで、水色は若さの証拠。

  成熟すると、腹が白色の粉でおおわれて、それを塩にみたてているから「シオカラ」と名前がついたとか。

  生きものに詳しいみなさんがいろいろ教えてくださって、トンボがとてもいとおしくなってきました。

[2017/08/24 06:33] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【オンブバッタ】
 今日から処暑。そして七十二候で「綿柎開」(わたのはなしべひらく)。季節の上では、コットンボールがひらく頃ですが、私の畑はまだまだ花盛り。コットンボールの実は膨らんできていますが、はじけるにはまだ少し時間がかかるようです。

 昨日も雷がはげしく、ときおり雨が降っていますが、夜になると虫の音が大きくなりました。季節は確実に秋にむかっています。
 
 さて、ワタ畑でであう生きものについて紹介しています。夏が盛りの頃からバッタが飛んでいます。先日は、オンブバッタをみました。

170823オンブバッタ


 下がメスで、上がオス。オスがメスを独り占めするためにずっと乗っているようです。

 オンブバッタをみると、昔のアニメ『The・かぼちゃワイン』の春助と夏美(ニックネームはエル)を思い浮かべてしまいますが、古いでしょうか?

[2017/08/23 05:44] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【クマバチ】
  ワタはとても順調に育っています。最近の畑作業はもっぱら草刈りです。

  作業中には、生きものたちと出あいます。よくみるのはクマバチです。カボチャやワタの花を飛び回っています。

170822クマバチ


  羽の音が大きく、離れていても飛んでいるのがよくわかります。当初はスズメバチやアブと同じように「刺されたら危険」と逃げていました。

  しかし、クマバチは私にはあまり関心がないようで、花の中いるときに近づいても素知らぬ様子。

  調べてみると、とっても温厚な生きものです。オスはさすことはありませんし、メスもさすことはあっても毒はありません。

  クマバチのような虫がいるので、受粉ができるのですね。ありがたいです。

[2017/08/22 06:16] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【王滝渓谷 川遊び】
  夏休みも後半。娘の保育園時代の友だちが名古屋から遊びにきてくれました。恒例、里山遊びの夏編です。

  今回は豊田松平の王滝渓谷で川遊び。天然のウォータースライダーがあって大人気の場所。今日も駐車場がすぐ満車になりました。

  子どもたちは、浮き輪でプカプカ浮いたり、深くもぐったり、水辺で砂遊びをしたり、生きものを探したり。ウォータースライダーも、昨年より難易度を高くして楽しんでました。

170821川遊び


  川遊び後のおやつは、我が家の畑で枝豆。収穫してすぐ茹でて食べました。ビール、うまし!

170821枝豆



  娘たちは小学4年生。習いごとが本格的に始まり、日程をあわせるのも難しくなってきました。大きくなっていく子どもたちが、いつまで里山遊びを楽しんでくれるかな。

  ま、一番楽しんでいるのは、親なんですけどね(^^)

[2017/08/21 05:58] | 遊び | トラックバック(0) | コメント(0) |
【タカサゴユリ】
 この時期、あちこちで白いユリが咲いています。小学校でも、職場でも、道路沿いでも。

170820タカサゴユリ



 「これまで、こんなに咲いていたかなぁ」という疑問が浮かびました。というのも、あまりに咲いているので、美しさを通り越し不気味にも感じるからです。

  「テッポウユリか?」調べてみると、おそらく「タカサゴユリ」。テッポウユリとタカサゴユリはよく似ていて、花びらに筋が入っているかいないかに違いがあるようです。入っていれば「タカサゴユリ」、入っていなければ「テッポウユリ」。とはいえ、区別がつきにくい。
 
 そして、今回発見したのは、タカサゴユリが外来種であること。1923年あたりに日本へ輸入されました。今

 では、道路の法面でよく見かけられますが繁茂が激しい。日本固有のユリが競合や交雑で減る恐れがあるとか。駆除対象にもなっているのですね。「歩く姿はユリの花」と容姿の美しさにユリはたとえられるとおり、花が綺麗であるためになかなか駆除されないそうです。知りませんでした。
 
 

[2017/08/20 06:04] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ガラ紡と戦争時代】
 先月30日の新聞記事で恐縮です。中日新聞三河版で太平洋戦争時代の地場産業について特集がされていました。

 そのひとつは、ガラ紡。ファナビスの稲垣さんと、ガラ坊を研究されている天野先生へのインタビューが掲載されていました。

170819記事


記事によると

  • 戦時中はガラ坊で軍用の綿毛布、軍服、軍手を生産。ガラ紡は、反毛(布や糸のくずをほぐして再生の原料にしたもの)の綿を使うので、国内で賄えて郡からも重宝される。
  • 地元の職人も時代によって武器や軍需品をつくっていた。


 稲垣さんは「本人に悪いつもりはなくても、気づかないうちに軍事に加担しうる。自分の仕事が軍事にどう関係しているのか、自覚することが大切」と話されています。

 私の祖父ら代々が紡いでいたガラ坊も、おそらく軍に使われていたのでしょう。

 今も愛知県はモノづくりの県です。残念ながら軍需産業としても日本一です。特に、豊田はモノづくりの街。この地域でつくったものが、人殺しや戦争に使われるかと思うと心いたみます。

 ガラ紡がかつて戦争を支えていた歴史を教訓に、これからは平和を紡ぐものでありたいです。

 そして、私たちがつくっているモノや、かかわる仕事が、この社会に役立っているものなのか、実は戦争や社会悪に使われていないか、きちんとみることが大切です。単に利益だけをみるのではなく、その先にどんな使われ方をしているのかにまで思いをはせていきたいものです。

[2017/08/19 06:54] | ガラ紡・報道 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【子どもたちのワタ】
 今日から七十二候で「蒙霧升降」(ふかききりまとう)。今年は雨が続きます。スカッとした太陽が恋しいですね。

 さて、今年は小学校3年生の子どもたちが学校でワタを育てています。そろそろ花が咲き、コットンボールがふくらむ頃です。

 夏休みでしたが、学校のプランターをのぞいてみると、みごとに花が咲いていました。

170818ワタの花


 コットンボールもふくらんでいました。

170818ワタ



 今年はなかなか芽が出ずに気をもんでいましたが、安心しました。

 子どもたちは花をみずに、夏休みを迎えてしまいました。もうすぐ出校日。子どもたちが驚いてくれるとうれしいなぁ。

[2017/08/18 05:27] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【お盆の将来】
 我が家では、玄関でお盆に迎え火と送り火を焚きました。迎え火でご先祖を我が家に案内してしばらく滞在し、送り火であの世に送り出すといわれています。

170817送り火


 我が家では母が、墓そうじをしてほおずきを飾り、きゅうりの馬となすの牛を用意し、いなり寿司を飾り、盆提灯をひとつ飾りました。

 私が子どもの頃のお盆は、提灯がたくさん飾られており、とても華やいでいました。盆踊りが開催されて、ワクワクしたものです。

 お盆の風習を私たち世代が娘に伝えていく番なのでしょうが、時代は流れて、もはやお盆に親戚一同が集まることすら難しくなっています。「お盆は通常の仕事」という職場も多くなりました。

 お盆の将来に寂しさをおぼえます。

[2017/08/17 05:23] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ナツズイセン】
  お盆が終わります。今年は天気が悪く、泊りの遠出もせず、来客もなく、ゆったり片づけをし、娘の宿題をみて、過ごしました。普段の生活を立て直したお盆でした。

  さて、この夏もやられました。ナツズイセンに、です。

170816ナツズイセン


  気配もなく、ふっと茎を伸ばし、パッと淡いピンクの花を咲かせていました。ヒガンバナと同じ科なので、驚かすのは得意なようです。

  つくつくぼうしが鳴きだしました。松平大給の里に、晩夏の気配です。

[2017/08/16 05:59] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【カラスウリの花弁】
 日没になると咲き、夜明け前にはしぼむカラスウリの花。妖気な花弁で、松平大給の里では見頃を迎えています。

170815カラスウリ①


 地元でも「カラスウリの花をみたことがない」とよくききます。それもそのはず。

 こちらの夜は真っ暗です。出歩くことはためらいます。蛇とイノシシに遭遇するからです。一日花ですし、日中は糸状の花弁をとじています。昼間でも、よほど探さないと気づきません。夜明け前にはとじてしまいます。

170815カラスウリ②


 カラスウリは秋になると朱い実がなりますが、全く対照の白の鮮やかさにみとれます。娘は、今年の夏休みの詩にカラスウリの花について書いています。それほど魅かれてしまいます。

 花言葉は「男嫌い」(笑)。

[2017/08/15 05:35] | 季節2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【原爆・豊田・終戦記念日前日】
 今日は8月14日。終戦の日前日です。

 核兵器禁止条約が採択された今年、広島市と長崎市の平和宣言はすばらしいものでした。しかし、原爆はヒロシマ・ナガサキだけではありません。豊田も関係しています。それも、終戦日前日に。

 原爆と豊田と終戦の日前日。この3つのキーワードを結ぶ場所4カ所を、このお盆にめぐってきました。特に豊田市民のみなさんには知ってほしいなぁと願って。

 8月14日の終戦日前日、米軍はトヨタ本社を標的に模擬原爆(パンプキン爆弾)を3発投下しました。パンプキン爆弾とは、長崎に落とされた原爆ファットマンと同じ型。豊田は終戦日前日、原爆の実験の地でもあったのです。3か所をこのお盆にめぐってきました。

【1発目】午後2時53分 明和町2丁目

 爆撃で直径19.8メートル。深さ7.5メートルのクレーターができました。今はトヨタの水質管理センターとなっています。この場所からトヨタ本社の建物がみえます。

170814明和2丁目



【2発目】午後2時58分 矢作川左岸

 矢作川と巴川が合流するあたりが、落下地点です。フォレスタヒルズの入口近くです。東海環状自動車道がそばを通っています。渡刈グリーンセンターがみえます。当時、渡合町の半数にあたる12件が全焼しました。

170814矢作川



【3発目】午後3時1分 トヨタ本社工場

 2発は工場直撃はまぬがれましたが、3発目はトヨタ本社工場に直撃しました。写真の右奥の白い建物の辺りに落下しました。左はトヨタ労組の会館施設「カバハウス」です。

170814トヨタ本社


【午前中】名鉄三河線竹村駅

 パンプキン爆弾ではありませんが、8月14日午前中に名鉄三河線竹村駅付近を走る列車を米軍が攻撃。2人亡くなりました。今でも、のどかな畑が広がる竹村駅付近ですが、ここに米軍機が飛んでくる怖さを思います。

170814竹村駅


 長く核兵器をなくす運動を進めてきたので、自分の住む豊田の街と原爆の関係を考えたくて、落下地点を回ってみました。核兵器禁止条約を採択した今年だからこそ、無性に。

 残念ながら、世界には戦争がいまだに起きています。戦争でトヨタの車が使われているのを映像でみます。とても心が痛みます。トヨタの車は、平和な社会と世界のために使われてほしいと願わずにいられません。

 そして、トヨタは日本だけでなく世界を代表する企業です。模擬原爆の被害を受けた経験をもつトヨタには、核兵器禁止条約批准を世界各国政府に迫るぐらいの「ピース・カンパニー」であって欲しいです。
[2017/08/14 05:34] | 戦跡 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【巴川金魚花火 地元色ふんだんに】
 12日は巴川金魚花火。松平地区の一大イベントです。

 娘はフラダンスを踊りました。蒸し暑いなかですが、涼風をさそいます。

 フラ ダンスは娘の同級生のママが先生です。「私たちのフラダンスは松平のみなさんにとてもお世話になっています。これからもお願いします」と主催者あいさつ。地元あっての教室なのですね。

 松平和太鼓や桂野地区が出店しており、そこでも多くの知り合いにあいました。いろいろ声をかけてくださり、うれしいものです。

 フラダンスが終わると、娘は浴衣に着替えて友だちと屋台へ。もう私とではなく、友だちと遊ぶお年頃です。

 私は早々と花火を楽しめる絶好の場所(川辺の階段)へ。2時間前から陣取りました。

 打ち上げ花火の楽しみは、開始までに、何も考えずにぼぉーっと過ごすこと。

 8時になり打ち上げ開始。山あいに流れる巴川の打ち上げ花火は、大きく高くあがるわけではありませんが、すぐ真上にあがります。その近さが魅力です。

170813金魚花火


 アナウンスは観光協会のIさん。紹介されるメッセージは、知っている方もあります。

 松平郷の手筒花火や、川面を流れる金魚花火。祭を支えるのも地元のみなさん。

 金魚花火は地元で支えられているのですね。地域で生きる安心を感じました。支えてくださるみなさんに感謝です。

[2017/08/13 09:04] | 松平の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【巴川金魚花火 頼もしさと寂しさと】
  今日から七十二候で、寒蝉鳴(ひぐらしなく)。松平大給の里では、朝夕のヒグラシがけたたましく鳴いています。涼しげというよりも、高温の部屋で、設定温度を低くしたクーラーのモーターのフル回転音のようです。

 本日は、松平では巴川金魚花火が開催されます。娘はフラダンスを踊ります。

170812ポスター


  3年前にこちらに住み始めて、祭に参加した時には、まだ娘も私もアウェイ感いっぱいでした。「そのうち、娘は友だちと一緒に祭にいくときがくるのだろうか。そのとき、私はひとりで祭にくるのだろうか」と成長と寂しさを感じたものでした。

  そんな時が、あっという間にきてしまいました。

  今日、娘は浴衣をきて友だちと一緒に花火と祭を楽しむようです。頼もしさ半分、寂しさ半分。

[2017/08/12 06:08] | 松平の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【カエル谷に50人】
  先日、豊田松平カエル谷に五ヶ丘東小学校親子と先生計50人が遊びにきてくれました。私は地元スタッフとして、子どもたちに生きものの捕まえ方をレクチャーしました。

170811カエル谷①


  最初沼に入るのをためらっていた子どもたちでしたが、慣れるとずんずんと泥だらけになりました。

170811カエル谷②



  今回はドジョウと沢カニねらいの子どもが多く、その期待にもそえられました。

170811どじょう



  カエルに吸いつくタガメをじっとみている子どもたち。トノサマカエルをつかんでいる子どもたち。たくましいです。

170811タガメ

1708111カエル



  中には、子どもより夢中になっているお父さんも。付き添いで参加していた高校生は「カエル谷は楽しかったから、また来た」と話していました。

  カエル谷は生きものと直に触れあえるとっても貴重な沼。暑すぎる一日でしたが、子どもも親も、スタッフも楽しみました。

[2017/08/11 05:17] | カエル谷 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【原爆投下時刻にアクション】
 長崎忌の、原爆投下時間にあわせて、ヒバクシャ国際署名をコープ上社店頭で組合員のみなさんに呼びかけました。

 原爆パネルを展示し、のぼりや幕も設置して見た目も工夫しました。

 投下時間の午前11時2分には店内アナウンス。その効果もあり、猛暑日にもかかわらず1時間半に72筆も。

 来店する組合員さんに折鶴を渡して、8月9日のこと、核兵器のことを対話しました。なかには「母が被爆者手帳をもっている」「祖母が長崎で被爆して、ガンで亡くなった」など、原爆を身近にしている組合員さん2人と話ができました。

170810折り鶴


それにしても、今日の長崎市長の平和宣言は素晴らしかったですね。同じ時刻にアクションできたことに大きな意味があります

[2017/08/10 05:08] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【支柱ごと倒れる】
  長崎忌の朝です。今日は、多くのなかまが核兵器廃絶を願い長崎に集まっています。私も原爆投下時間にあわせて、コープ上社店頭でヒバクシャ国際署名を市民に呼びかけます。

  台風5号で滋賀県長浜市では姉川が氾濫。住宅に浸水する映像に心痛めます。心よりお見舞い申し上げます。

  台風5号は、畑のワタを何本か倒していきました。すでに私の胸のあたりまで成長していますが、それだけ風の影響を受けやすくなります。

170809倒れる


  粘土質の土は柔らかくなれば、支柱ごと倒れてしまうのですね。支柱をすれば安心ではないのです。もっと深く支柱をいれればよかったのか。まだ研究が必要です。

[2017/08/09 05:14] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【『この世界の片隅に』】
 観たかった映画『この世界の片隅に』。豊田で上映会がありました。

170808この世界の片隅に


  8月6日という日に、核兵器禁止条約が採択された2017年に、そして地元の豊田で上映というめぐりあわせに、励まされます。豊田市平和を願う戦争展の実行委員のみなさんが、戦争展が30回になることを記念した特別企画です。

  ホールは開場してすぐいっぱいに。普段の暮らしと命が戦争でつぶされる非情に、途中から嗚咽がとまらなくなりました。前の席の方がちらりと振り向かれ、とっても恥ずかしくなりました。

  会場ロビーでは、実行委員会のみなさんが原爆パネルを展示し、ヒバクシャ国際署名を呼びかけていました。同じ願いをもつ市民が豊田にも多くいらっしゃることに励まされます。

  明日はナガサキの日です。

[2017/08/08 05:34] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【平和行進最終日③ 平和記念資料館】
  昨日はヒロシマの日。広島市の平和記念式典で、安倍首相が核兵器禁止条約にふれず。被爆国の政府がとる態度ではありません。ますます「この首相は戦争をしたいのだ」という本質が浮かび上がりました。

  さて、平和行進最終日の様子を綴っています。せっかくですから、新しくなった広島平和記念資料館へ。

  8月6日を控え、国内外から見学者が多数いました。かつてにくらべれば、映像が多くて、「なんだかスマートになったなぁ」という印象です。

170807資料館



  現代の解説では、すでに核兵器禁止条約の説明がありました。

170807核兵器禁止条約


  胸をいためたのは、佐々木禎子さんの折った本物の折鶴です。そして棺で眠っている禎子さんの写真です。

170807折り鶴


  原爆に限らず、生きたかっただろう多くの無念の思いを受け止め、「同じ過ちを繰り返さない」ための責務を深く刻み込みました。

 以上、ヒロシマの報告でした。

[2017/08/07 05:21] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【平和行進最終日② 草の根の活動】

 今日はヒロシマの日です。核兵器をなくす営みを続ける決意の朝を迎えています。

 平和行進最終日の様子を綴っています。

 普段は事務局として平和行進にかかわっているので、一参加者として歩くのは10数年ぶり。

 途中、東区役所で休憩。区長はじめ職員のみなさんが出迎えてくれました。


170806東区役所

 中心地の商店街では、中高校生が核兵器廃絶をもとめて署名を呼びかけていました。

170806高校生

 昼近くに平和記念公園に到着。4コースが順次集まり、労をねぎらいました。

170806終結


 3カ月間(準備やまとめを含めれば、1年がかり)、全国どこかで核兵器廃絶のためのアクションが行われていました。「草の根の活動」という言葉は、平和行進のためにあります。その先頭にたっていた通し行進者のみなさんに拍手です。(続く)

[2017/08/06 05:43] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【平和行進最終日① 歴史的な年に】
 8月6日を前に広島へ。東京・夢の島を5月6日に出発した平和行進が、8月4日広島・平和記念公園に到着です。

 私は愛知県の平和行進に事務局として18年かかわってきました。「8月に広島まで歩きます」とコールしつつも、実は最終日のゴールの様子は知らず。

 今年は核兵器禁止条約が採択された歴史的な平和行進です。そんな記念の平和行進最終日に歩く縁がたまたまありました。私なりに積み重ねてきた核兵器廃絶運動の意味。それを体で感じたくて参加しました。

 最終日の出発地点は、府中町役場近くの公園。午前9時なのにすでに灼熱です。「熱中症に警戒、危険」という予報なのに歩くのは、それだけ平和行進に歴史の重みがあるから。

 公園には被爆者の追悼碑があり、黙とうをささげて出発。

170805府中町



 歴史的な8月の平和行進最終日の様子を綴っていきます。

[2017/08/05 06:18] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【ワタの花 あちこちに】
 7月になり、我が家のワタ畑はぐんぐん成長しています。花もポコポコと咲きだして涼しげです。私が描いていた畑がまさに実現しました。

170804ワタ


 草刈りをしていると「これは、オクラですか?」と通る方から声をかけられることもあります。それぐらい私の畑が目立ってきました。

 日中は暑くて休日でも畑で作業する時間がもてずにいます。それでもぐんぐん成長するワタはたくましいです。

[2017/08/04 07:24] | 福綿プロジェクト松平2017 | トラックバック(0) | コメント(0) |
【おやじの会「25m流しそうめん」⑲ 桂野ブラボー】
  長く綴ってきたおやじの会主催『25m流しそうめん』も今日が最後です。

  おやじの会で力が発揮された、注目する地域があります。桂野地区です。

  おやじの会には桂野のおやじたちが多くかかわってくれました。桂野地区のおやじたちは、10年ほど前から夏祭を開催しています。子どもたちのためにキャンプ企画もしています。「おやじたちが楽しいことのためにつながる」という、「体質」がすでにあったのですね。

  流しそうめんから1週間後の日曜日、桂野地域の夏祭、おやじの会メンバーが招待されました。私も終わりがけにいきましたが、大きく歓迎してもらいました。屋台あり、大声コンテストありで、子どもたちも親も浴衣姿で楽しそう。

170803桂野


 
  おやじの会の成功の素地にある、地域のもともとのつながり。おやじの会でも、地域でも、松平全体に「楽しいつながり」が広がればいいなぁ。それが、子どもたちにとっても「ふるさと」になるのだと思いました。

 おやじの会企画を準備している間は夢中でしたが、終わってから「すごいこと、やっちゃった」という気持ちがわきおこっています。

  長きにわたって読んでくださりありがとうございました。(終わり)

[2017/08/03 06:22] | 遊び | トラックバック(0) | コメント(0) |
【おやじの会「25m流しそうめん」⑱ おやじの会PV】
 おやじの会主催『25m流しそうめん』についてつづっています。

 今回始めた流しそうめんを来年はどうするのか。実行するのかを決める時期ではありませんが、すでに「来年もやりたい」という声が、おやじからも子どもたちからもあがっています。きっとコンセプトは変わっても流しそうめんは行われるでしょう。私も立ち上げた責任から、今後も関わる決意をしています。

 その際に大事になるのは、記録です。今回、Sさんが動画と写真で記録してくださいました。

 そして、うれしいことにこの動画と写真を、おやじなかまのTさんのママがプロモーションビデオのように編集してくださいました。

 これがとても面白い。NHKの『プロフェッショナル』風にまとめてくださいました。


170802プロフェッショナル



 薪割りを準備している様子をまとめ、「おやじの会」のプロフェッショナルとは「おやじとは背中で語るもの」という文字が浮かび上がります。


170802背中で語る


 なるほど、「背中で語る」って名言です。子どもたちに私たちの姿をみて「かっこいいな」「あんな、おやじになりたい」と思われたいということも、今回の企画でのねらいにしていました。それを、今回『プロフェッショナル』風に上手に編集して浮き彫りにしてくれました。このような技術をもっているTさんに感謝です。

 そして、今回の流しそうめんの動画は、ひまわりネットワークでも放映、豊田市HP『とよたNOW』で、7月18日付番組でみられます。こちらも上手にまとめてくださっています。これは私にとって、お宝映像になります。

170802ひまわり


http://www.city.toyota.aichi.jp/toyotanow/2000140.html

 今後は「おやじの会」プロモーションビデオを作成してもらって、さらに「おやじの会」のなかまが増えるといいなぁと思っています。

 「おやじの会」の夏イベントは終わりました。しかし、おやじの会つながりはこれからも続きます。(続く)

[2017/08/02 06:05] | 遊び | トラックバック(0) | コメント(0) |
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