城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【「正しいことぐらい強いことはありません」】
 毎週金曜日の国会包囲行動が熱くなっていますね。戦争法案の本質があきらかになるにつれ、どうして安倍政権は「そこまで戦争をしたいのか」と疑問にもちます。

 戦争法案の審議や、憲法の違法性などを考えるにあたり、読み返した本があります。『あたらしい憲法のはなし』です。今の憲法が施行された1947年8月に文部省が発行した中学1年用の社会教科書です。

150704憲法


 あらためて、「戦争の放棄」の章を読みました。この文章が、とてもすばらしいのです。戦争法案のもつ違法性がよくわかります。

 すこし長いですが、引用します。

 みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。

いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。

こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。

 戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。

 このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。

 そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。

 その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。

 しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。

 もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。

 なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戦争の放棄というのです。

 そうしてよその国となかよくして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、さかえてゆけるのです。

 みなさん、あのおそろしい戦争が、二度とおこらないように、また戦争を二度とおこさないようにいたしましょう。

 これが戦後日本の出発点です。輝いてみえます。私の祖父も29歳で南京で戦死しています。やはり、「戦争」というものをこの地球からなくしていくことが日本の役割だと思うのです。

 この文章を、今、世界で戦争が起きている国々に、市民に、子どもたちに届けたいです。安倍首相には戦争や兵器を振りかざして「平和」を語ってほしくないです。

[2015/07/04 06:42] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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