城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【水木しげるさんと野坂昭如さん】
 強風で目が覚めました。まるで台風のようです。この風で、紅葉や銀杏は落ちてしまうのでしょうね。あたたかい朝を迎えていますが、景色は秋から冬となりますね。

 水木しげるさんと野坂昭如さん。私に戦争を身近に引き寄せたおふたりが亡くなりました。

 特に、野坂昭如さんの小説『火垂るの墓』のアニメは、何度みようとして何度最後までみられなかったか。

140610火垂るの墓


 水木しげるさんは反戦マンガ家と思っていましたが、「戦争反対とはいっていない」と知りました。雨宮処凛さんがブログで次のように紹介しています。

http://blogos.com/article/148968/

 この原稿を書くにあたり、水木氏の戦争漫画などを改めて読み返して、氏が「戦争反対」という言葉を決して言わない理由が、なんとなくだけど、わかった気がした。「戦争反対」という、ある意味でありきたりな言葉では、とても言い尽くせない思いがあったのではないだろうか。たった四文字の漢字になどとても託せないほどの、経験していない者には決してわからない気持ちが、氏にその言葉を吐かせなかったのではないだろうか。

 私はガツンと頭を打たれました。

 地獄のようなつらい体験で苦しんだ方は、思い出すだけで体がこわばり言葉を発せなくなるとききます。お二人が代表作を描くときにわきおこる感情は、私たちの想像を超えるのでしょう。

 水木しげるさんと野坂昭如さんから、私たちは歴史のバトンを受け取りました。これから歴史を紡ぐときに、水木さんや野坂さんが描いた「戦争の本質」を深く洞察する営みがなければ、あっという間にあの時代の逆戻りです。

 戦後70年が終わろうとする12月。重くも大事な役割を私たちはたくされました。受け止める側として、上っ面の言葉で理解したと勘違いしないよう肝に銘じたいです。

[2015/12/11 06:37] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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