城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【みやぎへ⑦ 姿と声が思い出せない】
 今日から七十二候で「鶏始乳」(にわとりはじめてとやにつく)。鶏が卵を産み始める時期です。

 東日本大震災で被災したTさんについて書いています。

 震災から月日がたつにつれ、生き残ったもののこれからについては話がでます。でも、亡くなった14人の中学生の忘れ去られようとしていました。思いのつまった閖上の更地が進み、街の記憶がなくなろうともしていました。

 写真も流され、Tさんは息子さんの姿も声も思い出せないと話します。

 Tさんは閖上中学校遺族会を立ち上げ、亡くなった14人の名を刻んだ碑を建立。語り部になろうと決意しました。

 碑は『閖上の記憶』の近くにあります。14人の生徒の名前が彫られ、訪ねた方が触れるような高さ(腰の高さぐらい)になっています。

160130碑

 「たくさんの手が碑に触れて、いつかこの名前の溝がつるつるに消える日まで語ります」とTさん。私も碑に触れました。

 石は冷たかったものの、息子さんが閖上に生きた意味をかみしめました。(続く)

[2016/01/30 07:32] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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