城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【市民が期待する労働組合】
 今日は参議院選挙投票日。本日は、特定候補者を応援する活動NG。投票は呼びかけOK。

 歴史的な参議院選挙の前日という昨日、私の所属する労働組合は定期大会を開催しました。私たちの労働組合には部会があり総会も開催し、選挙前にふさわしく学習会を企画。

 たとえば、スマートクラブ(45歳以上の職員)ではTPPの問題点を学び、福祉部会は介護保険制度と総合支援事業について深めました。

160710TPP.jpg

160710介護

 大会では『ビックコミック スピリッツ』の日本国憲法特集を取り上げ、『改憲ダメ』の思いを確認しあいました。

160710マンガ


今年度の方針のひとつは「市民の期待にこたえる労働組合に」。今回の方針を掲げるにいたった背景と思いについてここで書いておきます。

 「野党共闘」「市民が変える」という今日の参議院選挙の大きな変化は、シールズ、エキタス、ママの会など、市民連合のアクションによってもたらされました。3.11の原発再稼働反対以降、市民のアクションはいちじるしいです。デモの風景を一変させるほどです。組織による動員ではなく、一人ひとりの自発的なアクションがとても力をもっている証拠でもあります。

 しかし、市民のみなさんから次のような言葉をきいて、私は打ちのめされました。「労働組合のような組織に動きがないと、社会は根底から変わらない」。市民のアクションには限界があり、労働組合のような組織が市民の願いにこたえてこそ、社会にうねりが起きるというのです。

 裏を返せば、「なかなか労働組合って、響かないよね」という表れです。

 なるほど、私も気になっていましたが、「働き盛り」のミドル世代が市民のアクションに姿をあまりみません。男性では若者世代・年金世代が頑張っていますし、ママの姿はたくさんみても「家では、パパは全く関心なし」という言葉をきき、パパとしては肩身の狭い思いをしたものです。

 あるママの会のアクションに私がスーツで参加したところ、最初はとても警戒されてしまいました。

 なぜ働き盛りの男性の姿をあまりみかけないか。

 「企業社会の組織の論理」が一人ひとりの感情に浸透し、無表情を決め込まされているのではないでしょうか。

 私のような団塊ジュニアはじめ今の「働き盛り」は、企業に役立つために、「競争」という手法で「同質化」することが学校教育のときから求められてきました。社会や企業にモノ申す動きを知らずに育ってきました。むしろ「やってはいけない」といわれてきました。

 今、大企業を応援するアベ政治の究極の姿が、戦争や貧困を推し進める政策であることがわかっても、きちんと物申す訓練ができていないため、働き盛りの姿がみえないことにつながっていると思います。

 よく労働組合も「男の論理」で動いているといわれます。企業内だけの動きにとどまる労働組合では、思考も行動も企業社会の論理による土俵にとどまってしまいます。

 市民が「あってほしい」と願う労働組合とは、「動員」(動員という言葉は戦争用語で好きではないですが)できるような組織力・実務力だけでなく、一人ひとりが自分の言葉・表情・表現でアピールやアクションでき、「個性」と「多様性」があふれる組織の姿とだと思うのです。

 「パパの姿」が社会のアクションでみえるためには、長時間労働の規制や有給休暇の取得推進という労働条件だけでは足りません。一人ひとりが物申したりアクションをできる個性や多様性を応援する組織文化の転換が必要だと思います。それが市民の期待する労働組合であり、今回私たちの労働組合で掲げた意味でもあります。

 いよいよ選挙です。今日が歴史的な一日になりますように。

[2016/07/10 10:04] | 社会 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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