城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【『里の秋』】
 柿の実が色づいてきました。いよいよ「里の秋」ですね。

161007柿

最近驚いたひとつ。童謡『里の秋』の歌詞です。特に3番です。


静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた


明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す


さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります
 
 この歌は戦争の最中、東北の田舎を舞台に戦地の父への慰問文として書かれたもの。なので、前は3番と4番は下記のような戦意高揚の歌詞でした。

3                        
きれいな きれいな 椰子の島       
しっかり 護って くださいと         
ああ 父さんの ご武運を           
今夜も ひとりで 祈ります          


大きく大きく なったなら
兵隊さんだよ うれしいな
ねえ 母さんよ 僕だって
必ず お国を 譲ります

  しかし、戦争が終わり、南方からの引き揚げ船を迎えるにあたって、NHKのラジオ番組で「兵士を迎える歌」を流すことになり、3番の歌詞は変更され、4番の歌詞は削除されました。放送直後に反響が広がり、知られるようになったとのこと。

 歌は、戦意高揚にも使われる一方、しみじみと秋を味わうものにも変わります。『里の秋』は、里山を味わうのにふさわしい歌ですが、歴史を知りいっそうの奥深さを知りました。歌も芸術も平和の価値にたったものであってほしいです。

[2016/10/07 06:38] | 季節2016 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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