城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【ガラ紡展示会⑦ ガラ紡の盛衰】
 ガラ紡展示会について綴っています。天野さんの講演録の続きから。

 1880年代にガラ紡が広がったものの、1890年には不況を迎えます。

  もともとガラ紡糸は、太くてムラがあるのが特徴です。撚りが甘く、切れやすくもあります。「細くて均一で丈夫」という要求には不向きで、洋式紡績に比べて劣ると判断されてしまいます。

  そこで、三河のガラ紡は落ち綿(綿のくず)をつかって、太い糸生産へ路線転換します。足袋や敷布、前掛け布に使われます。

161024盛衰①


  次の試練が、太平洋戦争です。統制をうけて設備が減ります。

  戦後は統制解除され、衣料不足をガラ紡が支えます。1950年代には「ガラマン時代」(ガチャマンとも呼ばれる)というなかで活況を迎え、1960(昭和35)年にピークを迎えます(愛知県195万錘)。

161024盛衰②


  その後は輸入した繊維と、自動車産業に労働力が向かうなか、工場は激減します。現在は、愛知県内に2工場となりました。(続く)

[2016/10/24 06:15] | がらんぼう | トラックバック(0) | コメント(0) |
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