城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【『ワタが世界を変える』④ ガンジーのチャルカ思想】
田畑健著『ワタが世界を変える』についてつづっています。「3章 ワタで世界を変えた」では、ガンジーのチャルカ思想と実践について書かれています。

  • ガンジーはインド独立の父。近代化した機械の存在を「人類にとって多大な富をたらすと思われている大型機械が、不幸をもたらしている」。
  • イギリスによるインド支配がすすみ、直接統治下におかれる。インドの手織りの伝統は姿を消す。ガンジーは。自分たちの生活に必要なものは自分でまかなうことを基本に、国産品愛用運動(スワデシ)を展開、その運動のシンボルに、インドの伝統産業を象徴するチャルカを据えた。「イギリス製の服を買うのをやめて、自ら糸を紡いで布を織ろう」と呼びかける。
  • 紡績機械を所有するのはほんの一部の資本家。チャルカは人びとが各家庭で必要とする糸を必要なだけ紡げば、少なくとも自国民の必要は十分満たせる。機会に使われ支配されるのではなく、誰もが機械の主人公。貧困をもたらす機械ではなく、生活を豊かにし、労働を楽しい喜びにする機械.。
  • 生産そのものに民衆が主体的に関わることこそが真の独立。
  • 「自然の恵みを利用して、自分の手足を正しく使って、自分で得る」という暮らしを基本に生きていくことで、インドの人びとは何物にも支配されない自由、永続的な豊かさを手にや入れることができる。武器や暴力は必要ない。
  • しかしガンジーのチャルカ思想は、残念ながらインドでは広く理解されない。近代化のなみに飲み込まれていたインド社会では流れに逆行するものと受け取られる。
  • 近代文明社会の末期をいきる私たちにとってガンジーのチャルカ思想は明日の生き方を具体的に考えていくうえで大きな意味を持っている。

 今は極度な格差社会です。そのなかで不安に生きて、もやもや生きている人々が多くいます。東日本大震災で、私たちが生きていく術を身につけていないことも知りました。

 そんなもやもやのなか、「自分の手で生きる営み」をみにつける必要性と、単に労働力を売る生き方ではだめだということもはっきりしました。

 ガンジーのように機械を拒否することはまだできませんが、少なくとも自分の手で生きる営みができような時間と空間とつながりと、最低限のお金が必要です。

 私の「世直し暮らし」はそのための社会づくりですし、里山暮らしでは「自分の暮らしを自分でまかなうこと」の実践だと思いました。

[2016/12/17 06:59] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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