城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
【『ワタが世界を変える』⑤ 暮らしの豊かさ】
田畑健著『ワタが世界を変える』についてつづっています。エピローグでは「みんなが豊かに生きるには」と提起がされています。

  • 物質的に豊かになれば人は豊かになれるという神話や幻想は、現在も一般社会を支配している。資本主義も社会主義も生産力の向上をめざした。しかし、生産力があがっても豊かになるのは一部の人間。生産手段を握る人間に富が手中する。社会主義は生産手段が公的に所有・管理されるが、そこに権力が集中するので結局は一部の人間だけが豊かになる。
  • 日本は物があふれ、何でも安く買うことができるが、それは豊かな社会か? 人間らしく幸せに暮らしている?
  • 真に豊かな暮らしとは、誰も搾取されず、誰もが衣食住の心配をせずに安心して暮らせることが前提。
  • すべて自給自足でまかなうことは無理でも、衣食住にかかわる生活必需品について一人ひとりが生産手段を一つでも二つでももっていること、資本家や為政者に生産管理についてすべて委ねてしまわないこと。
  • 自分や家族が生きるためのものを自分の手でつくりだすとき、働くことは喜び。日々の暮らしは大切な愛情のこもったものとなり、人は幸せになれる。
  • 近代機械文明から自分の手に取り戻すこと。

  あらためて「豊かさとは何か」を考えます。

  一人暮らしや都会暮らしのとき、休みの過ごし方は「浪費型」でした。ショッピングセンターへいって、時間をもてあましていました。しかし、満たされませんでした。

  里山暮らしの休日は、ほとんどお金がかかりません。出かけることはありません。なぜなら、作業が多いです。その作業も暮らしに直結するもの。生きる手ごたえを感じます。

  都会から遊びにくる家族が里山で過ごす時間が楽しいといいます。「のんびり」できるだけでありません。自然の営みや「自分でつくったものを自分で食べる」という、「人として生きる基本的な営み」が手ごたえとして感じるからなのですね。

[2016/12/18 07:38] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<【『ワタが世界を変える』⑥ 技術編】 | ホーム | 【『ワタが世界を変える』④ ガンジーのチャルカ思想】>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://ogyuubito.blog.fc2.com/tb.php/1599-57677174
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

おぎゅうびと

Author:おぎゅうびと
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR