城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
奇跡です
 郡上での出会いを綴っている途中ですが、どうしても記録しておきたい出来事が起きました。

 昨夕、娘が交通事故にあいました。娘の友だち宅に親子3人で向かう途中でした。はじめての場所なので、妻は車を降りて家を探していました。妻のもとへいきたがる娘に「きちんと右左をみて渡るように」と言い聞かせていたのですが…

 手を上げながら、妻のもとへ駆け出す娘が私のバックミラーにうつりました。前方からワゴン車がおよそ時速40キロで走ってきました。

 急ブレーキ音。

 鈍い音。

 妻の悲鳴。

 頭が真っ白になりました。

 娘は横たわっていましたが、幸い意識はありました。顔は傷だらけ。靴はぬげて飛んでいました。近所に「救急車を呼んでください」と大声で叫び、泣きじゃくる娘を抱きしめていました。(後で知ったのですが、飛ばされた娘は駐車していた車にもぶつかっていました)

 「どこも痛くない。救急車に乗りたくない」という娘でしたが、なだめて一緒に病院へ。救急車内では「寝たい」という娘。しかし、内出血や脳の状態がまだわかりません。「お父さん、頑張って娘さんを起こしておいてください」と救命士からアドバイスをうけ、ずっと抱きしめていました。

 病院の救急治療室で診察をうけ、CT・エコー・レントゲンでチェック。奇跡的に顔と手足の擦り傷ですみました。医師からは「普通ならこんな程度ではありえない」とのこと。警察・保険会社・運転されていた方も病院へ。今後の段取りを確認しました。本来は入院して様子をみるのですが、診断結果と娘が家に帰りたがるのを考慮して自宅へ帰りました。

 夜8時過ぎに帰宅。「検査では判明できない傷があるかもしれないので、今夜は痛がったり吐いたりしたらすぐに病院に連れてくるように」といわれました。何があってもいいように添い寝をしました。

 しかし、眠れません。

 事故の模様がフラッシュバックされ、「すまない」と思うばかりです。
寝不足のまま、朝を迎えました。幸い娘は、痛がる様子はありません。朝食も食べました。

 午前中に病院へ。再検査をして異常がみあたらないと診断されました。とにかくホッとしました。

 午後は調書作成のために守山警察署へ。「昨日の管内人身事故は3件」とありましたが、そのうち一つは我が家です。調書とは事故の記録作成なのですが、そのときのシーンが思い浮かび、すっかり私は動揺してしまいました。警察官の担当者は「私も娘さんと同じ歳に交通事故にあったのですよ。今日の経験は必ず生きますから」と私をなぐさめてくれました。

 保育園にいき報告。担任のO先生が涙ぐみ、ケガですんだことに安堵してくれました。保育園でも、情報の少ないなかで心配をして下さっていました。明日から保育園をお願いすることにしました。

 親としては「その場で、親がふたりもついておきながら…」「なぜ一緒についていかなかったのか」と責める気持ちが募ります。ましてや、交通安全には人一倍教育してきたつもりでした。

 それでも娘は飛び出してしまいました。

 言葉だけで伝えていても事故は防げません。「そのような場」では、絶対に子どもの手を離してはいけないのです。この教訓を、ぜひ同じ頃の子どもを持つ親のみなさんに伝えたいです。

  さて、親として悔恨の念は続くのでしょうが、幸い娘は命を落とさず後遺症も心配ないようです。きっときっと、娘がこの世に生きていく使命があるから、奇跡が与えられたと信じます。

 娘のためにいろいろ手配していただいたみなさん。心配していただいたみなさん。この場を借りてお礼申し上げます。


130409どびだししません
[2013/04/09 17:30] | 節目に | トラックバック(0) | コメント(0) |
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