城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
『おじいさんの戦争は終わったか』
 8月という、戦争と平和に向き合う季節です。また、私のルーツをたどる機会が続いています。今度は私の父方の祖父について綴ります。

 20年ほど前、ある一冊の本をいただきました。
 『おじいさんの戦争は終わったか』(近藤泰年著 農文協)です。著者は、私の祖母の弟の息子にあたります。


130807おじいさんの戦争は終わったか 


 この本は「父が聞き、孫に伝える戦争体験」という内容です。

 著者の父(ここでは『おじいさん』とします。つまり祖母の弟)の戦争体験とは

  • 1941年6月徴兵
  • 1942年4月満州へ
  • 1945年1月に広東へ
  • 1945年10月中国のある島に移される。
  • 1946年3月頃、河南の戦犯収容所にうつされる。その後帰国。しかし、戦犯容疑を恐れて逃げ出す日々…
 

 著書では、

  • 『おじいさん』が中国人をスパイ容疑で12人を拷問したり銃殺したりする様子。
  • 戦後は中国で戦犯容疑にかかって収容所に送られ、なかま5人が銃殺される様子。
  • 中国から帰国しても逃亡の日々を送っていたこと…etc 

  いま読み直してもつらい。

  この『おじいさん』の姉の夫が、私の祖父にあたります。『おじいさん』が徴兵される場面で、祖父が登場しています。
 

  『おじいさん』の入隊前日に宴会があり、「戦地から生きて帰ってこなくちゃならんから、これ、縁起ものだでね」と四〇センチぐらいのコイを、祖父が宴会にきていた40人全員にもたせたそうです。

 「戻ってコイ」という思いをこめて。

 この本では、祖父についての記述がもう1カ所あります。

 『おじいさん』にコイおくった祖父の戦死を、『おじいさん』が戻って知ったこと。 『おじいさん』は「俺は、生きて帰ってきた…」と苦しんでいたこと。(続く)


[2013/08/07 06:19] | 本・映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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