城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
加茂一揆⑤ 今の時代と
加茂一揆の続きを綴ります。

 今朝の新聞の見出しは「物価高 不安の春」「食料や光熱費 増す負担」「増税分の上乗せ 広がる」。加茂一揆の時代背景と、今の時代と全く状況が共通していることに驚きます。

 消費税増税で市民庶民の暮らしがよくなるなんて考えられません。「国に借金があるから」「社会保障に使われるから」と政府はいいますが、それなら1997年に消費税5%になったときから、暮らしはよくなるはずですが。

 消費税ついでで…

 これから私の住もうとする豊田市にはトヨタの本社があります。日本一の輸出型大企業です。輸出型大企業は、消費税については還付金(輸出戻し税)をうけます。

 というのも、税制の異なる海外での販売分は消費税を上乗せできません。輸出企業がその分損しないよう、仕入れにかかった消費税分を税務署が払い戻します。

 なので、消費税増税はトヨタのような大企業は懐としてはいたみません。むしろ、収入となる仕組みとなっています。全国の税務署のうち、消費税収入としてワースト1は豊田税務署で、2012年にはマイナス1154億円です。

 しかし、中小零細企業は国内での取引であり消費税分を取引相手に支払います。輸出戻し還付金を受けることがありません。

 消費税増税なんてことになれば、トヨタのような輸出型大企業は収入が増えますが、市民庶民は家計が、中小零細企業や商店は経営が圧迫されます。特に、リーマンショック以降、西三河では小さな工場跡地が更地になっていたり、コンビニになっているという光景をみます。一層拍車をかけないか、心痛みます。

 安倍首相は「景気は回復しているし、賃金の引き上げが必要だ」といってはいますが、とてもとても市民庶民には実感できません。なので、辰蔵さんが蜂起した「加茂一揆」のような動きが、大なり小なり各地で起きています。
 
 私も生協に勤め、労働組合役員をしています。明日2月2日には名古屋の白川公園で行われる「消費税は困る」集会に参加します。この集会も「小○(こまる)一揆」と名付けています。

 ところで、加茂一揆のリーダーだった辰蔵さんは取り調べを各地で受けた後に、他の5人とともに江戸へ送られます。そして、1838年(天保9年)4月14日、獄死します。

 その辰蔵さんの墓も、松平にあります。

140201墓


 辰蔵さんのころと今と違うのは、「お上にものを申す」ことをしても決して殺されはしません。ましてや、主張する手段としても打ちこわしなんていう行為はダメであることもわかっています。

 だから「消費税増税がされては、暮らしは困るのだ」ということを堂々と主張できるのが、辰蔵さんの頃とは大きく違うのです。

 ということで、徳川発祥地の松平で起きていた、加茂一揆の歴史を綴りました。今後も調べていきます。

[2014/02/01 07:20] | 松平の紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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