城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
絵手紙
 今日から七十二候で「菜虫化蝶」(なむしちょうとなる)。モンシロチョウが飛び立つときです。青虫からさなぎへ、そして蝶となって羽ばたくこの時期、3月の旅立ちにふさわしい七十二候です。

 さて、私の仕事はこの時期山場を迎えています。経営者(私の勤める生協の場合は理事会)と労働条件について、職場のなかまと交渉する時期だからです。これを団体交渉(団交)といいます。

 団交にむけ、職場からアンケートをとって話し合いを積み重ね、要求を決めて理事会に提出します。要求はすべて実現しませんので、交渉します。

 この団交に私は現在責任を担っています。何回臨んでもとても緊張します。団交は、労働組合の力がもっとも試されるからです。

 団交で労働条件が良くなることもありますが、多くは決してすぐに実現しません。悔しい思いをしたり、私自身の交渉力の未熟さに情けなくなったりすることが多いです。

 それでも、なかまに支えられ、足を震わせながら毎回交渉に臨みます。

 昨日はその団体交渉でした。開始直前、逃げ出したくなる心境になっている頃に絵手紙を受け取りました。

 介護分野で一緒に労組役員をやっていたSさんからです。

 Sさんはこの3月で再雇用を満了して、生協を退職されます。

 Sさんの絵手紙には「あなたにあえて良かった 支えて下さってありがとう。労組ではたくさんのことを学びました。お世話になりました」とあります。労組役員全員が受け取りました。

140316絵手紙

 介護で働くものの労働条件は、業界全体としても低く抑えられています。Sさんは介護で働きながら、処遇改善にむけて社会的にも団交でも奮闘されていました。

 それに、Sさんは沖縄出身。米軍基地がふるさとで我がもの顔で居座っており、今の動きをとても危惧されていました。

 介護のなかまのために力を注ぎ、平和を愛していたSさん。介護の処遇改善が大きく進まない中でも、あきらめずに交渉に臨み続けたSさんに、私は常に励まされていました。
 
 団体交渉直前に受け取ったSさんの絵手紙。今回心強くのぞめたのも、この絵手紙があったからです。

 別れの3月。Sさん、どうぞお元気で。

[2014/03/16 06:32] | 季節2014 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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