城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
叔父のこと
 同居している私の叔父。草刈り、竹きり、毛虫とり、野焼きなど、私たち家族がなかなか手の届かない作業をしてくれています。

ありがたいです。

 私のパートナーが、裏の土地に穴を掘り生ごみの堆肥づくりの場所をつくりました。

叔父は、娘が穴に落ちないよう「シートの下は穴になっているので、落ちないように気をつけること」という看板をつくってくれました。叔父の愛情を感じます。

140716看板


 その叔父が仕事を始めました。時間はたっぷりありますが同居の気遣いもあり、ハローワークやシルバーセンターに通いながら仕事を探しておりました。

しかし、65歳過ぎの叔父に仕事はなかなかみあたらず、面接にいっても作業環境が悪くて断ったり、逆に断られたり…。

 それでも「これならできるかな」とみつけてきたのが、機械工場の空箱整理です。

 ただし深夜業務で、派遣登録(アルバイト)です。週2~3日夜7時ごろに家を出ます。午前5時半まで働いています。

 その労働条件をきいて驚きました。

 時給900円!

 愛知の最低賃金は780円で、深夜労働は25%増しが必要ですから、少なくとも975円は必要なのに…。

それも交通費支給なし。

 これってどうよ! 

 叔父の深夜勤には反対しました。それも、最低限の法律を守らない会社を紹介するハローワークにも腹立たしく思いました。

 すぐにでも労働基準監督署にいきたいのですが、叔父は「やっとみつけた会社だし、そんなことすると働けなくなるからやめてほしい」といいます。

 ただでさえ深夜勤務は命を削る労働です。叔父の働く職場は10人ほどいますが、全員叔父より年上だそうです。65歳以上の、健康であることそのものが大事な方々にとって、働く場所としてふさわしいとは思えません。

 叔父は、けして器用な生き方をしてきませんでした。ですが、娘が穴に落ちないように看板をつくったり、私たちが行き届かない作業をしてくれています。

  「仕事がみつからない」という叔父がようやくみつけた場所。叔父のような「人のよい」方々が深夜に違法な低賃金で働かされているのかと思うと、悔しくて。
 
 ちなみに、叔父が働いている場所はトヨタ本社のすぐ近く。トヨタの足元でこのような働かせ方があることに心底心痛みます。

 …今、叔父が「汗びしょびしょだぁ。今日はいっそがしかった。今から、草を燃やすわ」といって帰ってきました。
[2014/07/16 07:19] | 暮らし2014 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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