城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
『里山シンプル生活』
 この夏繰り返し読んだ本があります。位田めぐみさん著『里山シンプル生活』(大和書房)です。

140910里山

 位田さんは愛知県豊田市旭地区に移住。古民家を再生し、自給・循環・持続可能な暮らしを目指して家族4人で暮らしています。

 もともとこの本を知ったきっかけは、旭地区に住む豊森なかまからの紹介でした。昨年豊森なりわい塾で旭地区に1年通って縁ができてこともあって親近感がわきました。

 目次には、
 
  • 畑や火のある暮らし
  • 自然と一体化した家づくり
  • 植物のエネルギーをいただく
  • 自然のリズムに共鳴する
  • つながる,つなげる
 そんな言葉が並んでいます。

 「太陽と土、山、木々、畑といった自然と人が共存し、有機的なつながりをもつ生活の在り方」について、エッセンスが凝縮されています。

 詳しくは内容を読んでもらうことにして、「今の」私に共感したのは次の記述です。

 念願の山暮らしを始めると、思い描いていた理想とギャップを感じる事が多々ありました…それに「すぐに完璧にしたい」という思いがあったようです…隣の八十歳のおばあが「焦っちゃいかん。まぁボチボチやり」と、よく声をかけてくださいました。自然の中で暮らしていて、物事を長いものさしで見る事を知っているのでしょう。

 わたしたちの周りには田舎暮らしをしている友達がたくさんいますが、みんなが畑をやっているわけではないし、自然エネルギーを使っているわけでもないし、手づくりが好きなわけでもない。逆に、わたしが憧れるほど、もっともっとつつましく自給的に暮らしている方もいます。「田舎暮らし」「丁寧な暮らし」。最近そういった言葉が多く使われていますが、その中身はそれぞれまったく違う。わたしはわたしの、ちょうどいいバランスでいます。

 

 私たちも位田さんのような暮らしには憧れます。

 しかし、そこまでは踏み切れずに 「できるだけスイッチひとつで、便利で楽に暮らしたい。野菜は家庭菜園程度で」という母世代との同居という形で移住しました。
 

 また、「少し不便なことはあっても、自然のリズムを感じながら丁寧な暮らしを紡ぎたい」と思っていますが、仕事もあって時間の制約が多く思うようにはいきません。

 そんな葛藤やギャップを感じている頃に出会ったこの本。「焦っちゃいかん」「田舎暮らし・丁寧なくらしの中身は、それぞれまったく違う」という言葉に出会えたのは収穫でした。

 うれしかったのは、『ガラ紡』をつかって食器洗いをしているという記述。

ガラ紡は、日本独自の伝統的な手仕事で丁寧につくられていますし、その背景も含め、とても気持ちがいいのです。

 「ガラ紡」に出会えて元気がもらえました。

[2014/09/10 06:14] | 本・映画 | トラックバック(1) | コメント(0) |
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