城址とガラ紡の里山暮らし
愛知県豊田市松平。徳川家のルーツにあたる里山です。その里山に2014年から暮らしはじめた家族のどたばた。松平で祖父が営んできたガラ紡のあれこれ、松平のなかでも大給城址の季節の移ろいを紹介していきます。
 山主自力間伐講座③ 都市と森はつながっている
 台風でこちらも雨風が強まっています。今朝の出勤は、かなり気をつけないといけないですね。みなさんもどうぞ安全に過ごしてください。

 さて、森林学校講座の続きです。

 森林学校の事務局長から、今の森林をめぐる環境についてききました。

  • 今年の米価が1俵9000円となり下がっている。農家はこの価格ではやっていけない。TPPがいわれ大規模農家が必要などいわれているが、これで食料の確保ができるか不安だ。なぜなら、木材の自由化は1964年(昭和39年)に行われた。自由化になって、外国産の木材が輸入され、国産の林業は衰退した。森林の荒廃が目立つようになった。いわば林業はTPPの先駆け



  • ヨーロッパでは第1次産業を大事にしてきた。日本は第2次産業・第3次産業に力をいれてきた。「若い人は農業に関心がない」というが、そもそも国として第1次産業に力をいれてこなかった。

 

  • 豊田市は合併して10年。広域となった。山での災害を防ぎ、街の水を確保するためには田舎が頑張るしかない。自然を征服できないが、自然とともに生きていくようにしよう。

そして、今回の講師で林業家の安藤久氏さんのあいさつ。

  • 豊田森林組合が、とよたが森林学校を開校して10年になる。山で働く人を増やすだけでなく、応援団も増やすことが目的。


  • 山主のなかでも山に入ったことがないという人が多い。自分の土地の境界がわからない人も増えている。自分の家を建てるにもハウスメーカー任せになっている。


  • 一方で、豊田市産の木で家をつくるという動きがある。木を使う生活に世の中が変わってほしい。しかし、伐りだした後に再び木を植えることがない。あとは野となれ山となれ、になっている。


  • 管理ができないからといって、行政が土地を受け取ることはない。しかし、山は限界集落となっている。私の住む地域も、昔は120世帯ほどいたが今は9世帯。


  • 過疎の地に20~40代が50人ほどIターンに林業を志してきている。林業は50~100年単位の仕事。日本の政策が変更できないのなら、自分で山の手入れをする。そして、山に遊びに来てくれる街のひとを増やしてほしい。そして、街と森はつながっていることを感じてほしい。

141006パンフ 

141006看板

 2人から林業をめぐる状況をきいて、森林学校のタイトルに「森林(もり)と都市(まち)をつなぐ」というサブタイトルがついている意味がよくわかりました。(続く)

[2014/10/06 06:27] | 森林 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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